きのこスツールの出来るまで
2010年 05月 03日
一昨日からmokumokuにて開催中の木の椅子展
展示した自作の椅子の説明が、義務付けられています。
その展示用の説明文が以下。
①座板の材料の松の板
まずは平面を出す前に、削るロスを少なくするために板を座板2枚分の長さにカット。
② 自動カンナで厚さを決めて、一枚分の長さにカットしました。
③ こちらは脚に使う材。同じく琉球松。染みがいっぱいですね。うーん。
④上の板を脚と貫用に角材に加工しました。
⑤ 座板に脚のホゾ穴を開ける位置と切り抜き線を墨つけ
⑥ 脚にも位置を墨付けし、12度の角度でホゾ穴(このデザインではすべて丸ホゾです)を開けます。
⑦ ホゾ穴を開けた脚は帯鋸でザクザクと形を作ります。面取りも同じく鋸でザクザク。
⑧ 丸ホゾの大きさに合わせて、一本づつ小刀でホゾを丸くしていきます。手作業です。削り過ぎない様に、あせらずゆっくり。よんな~よんな~。
⑩ ホゾが出来上がったら、一度仮組みをします。ちゃんと組みあがりました。
⑪ 構造が出来たので、次は成形と仕上げ工程に。写真はサンディング作業。ペーパーの番手(粒子の細かさ)を粗目→仕上げと何度も変えて表面を整えます。
⑫ サンディングが終わり、脚は着色しました。座板はサンディングの前に丸く刳り貫き、丸く面取りもしています。
⑬ 組み立てたところ
⑭ 仕上げの塗装は、植物性オイルで。座板には特にたっぷりと滲み込ませます。
というわけで、3種類のサイズで、計12個出来上がりました。
めでたし!
本当は、デッサン、寸法出し、製図、モデルの試作、という大切な工程が一番最初にあり、それは時間もとってもかかる作業なのですが、今回はまったくの新作というわけでもなく、今までに作ったタイプのスツールの改良型でしたので、その部分は省略です。
こうして見るとあっという間にできているようですが、写真と写真の間には、それぞれ何時間も作業の時間がかかっていますのです。そこのところどうかお汲み取りください、ませ。
展示した自作の椅子の説明が、義務付けられています。
その展示用の説明文が以下。
①座板の材料の松の板
まずは平面を出す前に、削るロスを少なくするために板を座板2枚分の長さにカット。
② 自動カンナで厚さを決めて、一枚分の長さにカットしました。
③ こちらは脚に使う材。同じく琉球松。染みがいっぱいですね。うーん。
④上の板を脚と貫用に角材に加工しました。
⑤ 座板に脚のホゾ穴を開ける位置と切り抜き線を墨つけ
⑥ 脚にも位置を墨付けし、12度の角度でホゾ穴(このデザインではすべて丸ホゾです)を開けます。
⑦ ホゾ穴を開けた脚は帯鋸でザクザクと形を作ります。面取りも同じく鋸でザクザク。
⑧ 丸ホゾの大きさに合わせて、一本づつ小刀でホゾを丸くしていきます。手作業です。削り過ぎない様に、あせらずゆっくり。よんな~よんな~。
⑩ ホゾが出来上がったら、一度仮組みをします。ちゃんと組みあがりました。
⑪ 構造が出来たので、次は成形と仕上げ工程に。写真はサンディング作業。ペーパーの番手(粒子の細かさ)を粗目→仕上げと何度も変えて表面を整えます。
⑫ サンディングが終わり、脚は着色しました。座板はサンディングの前に丸く刳り貫き、丸く面取りもしています。
⑬ 組み立てたところ
⑭ 仕上げの塗装は、植物性オイルで。座板には特にたっぷりと滲み込ませます。
というわけで、3種類のサイズで、計12個出来上がりました。
めでたし!
本当は、デッサン、寸法出し、製図、モデルの試作、という大切な工程が一番最初にあり、それは時間もとってもかかる作業なのですが、今回はまったくの新作というわけでもなく、今までに作ったタイプのスツールの改良型でしたので、その部分は省略です。
こうして見るとあっという間にできているようですが、写真と写真の間には、それぞれ何時間も作業の時間がかかっていますのです。そこのところどうかお汲み取りください、ませ。
by morinoki8
| 2010-05-03 22:14
| 椅子・ベンチ