handicraft森の樹の日常をなんとなく。木工のお話も。


by morinoki8
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新作その4!

というわけで、新作注文その4.

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といってもこれは、僕の作品ではありません。お店のmokumokuに持ち込まれた別の作家の方の修理依頼。枝を使った脚がぐすぐすになっていたので、脚ごととりかえて欲しい、とのご相談。
でも、せっかくの枝の脚なのでとりかえはもったいない。

で、丸ホゾを通しホゾにして楔で止めることにしました(もとはホゾは貫通していなかったのです)。

通しホゾにすると、天板も磨き直さなくてはならないので、結局、新しくそのものを作るのと同じくらいの手間がかかりました。でも修理代は格安で。サービスよすぎたかなぁ。

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お次は弁当箱?いえいえ、筆箱です。琉球松でスライド式の蓋は、板の変形があるので難しいのですが、まあ、柾目を使ってなんとか。プレゼントに使われるということです。綺麗でしょ?

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こちらはまたまたアメリカ人の若いお兄さんの注文。寿司のまな板皿です。ちょうど2カン*2とガリが載るくらいの小さなもの。でも脚は蟻桟で結構な手間。クリスマスにsushi-partyでもするのかしらん。兵隊ではなく、学生さんのような感じでしたが・・・。

この後、ふくろう20羽を東京と千葉に向けて送り出し、ほっと一息つきました。
あとは年末までに、明治時代のオルガンの裏板の修理とMacのiphoneスタンド、とこれまた変わった仕事が残っています。今年中に報告できるかなぁ。。。
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by morinoki8 | 2009-12-20 18:36 | インテリア・小物

ネットショップ

新作その4!を準備して、後はアップロードするばかりなのですが、急遽差し替え。

いままで、いろいろ、特にお店のmokumokuには、ネットショップへの出店勧誘やWEBデザインの会社の営業マンが、それこそ次々と無数に訪ねてきました。

どの営業マンもそれなりのことをおっしゃるのですが、どうも気が乗らない。もちろん、コストが折り合わない、というところで検討の余地無し、という場合が多いのは事実ですが。

一方、立ち上げ当初は、こちらも熱心に更新したり工夫したりで、それなりの注文のあったMYホームページですが、長い事放置プレイを続けていると、ご注文もチラホラに。それでもすっかり検索上位でヒットしなくなった我HPを通じてご注文を下さるお客様はやはり存在します。どうやって探し出して下さったのか不思議ですが、納品後にお礼のメールを下さったり、中には「美」や「工芸」についての議論もしていただける方も、という文字通り有り難いお客様ばかり。深謝。

それにしても、いつまでもHPを放置しておくわけにもいかず、昨年から、独自ドメインでのネットショップの検討を始めてはや幾星霜(1年だってば!)。商品のリストアップはできても、まずは作品を作り、写真を撮り、そしてページの作成、という準備の手順は、最初の段階で進まず。「うーん、どうしよう、どうしよう」と唸っている今日この頃でした。

そんな時、僕が当番のmokumokuを訪ねてくださったのが、Parts designのT夫妻。最初はお客様としてお話して、そのうち「実は・・・」と切り出されたのがネットショップのお話。
「う、またか・・・・」と内心最初は引きながらも、話をしているうちに、「ん?面白いかも」と思ったのでした。
実際見せていただいたTさんのネットショップもお洒落。「ん?いいんでない?」

等身大のT夫妻も、とても可愛らしい奥様と、岩城晃一から「ワル」を差し引いた誠実な感じの旦那のお二人がとても感じが良くて、出品させていただくことにしました。

とりあえずは、一番人気のフクロウ時計からスタートしますが、今後、いろいろ共同作業を通じて新しい展開もあるかもしれません。そんなこんなも期待しながらやっていきたいと思っています。

横に、ショップとブログのリンクも貼りました。いつでもご覧下さい。
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by morinoki8 | 2009-12-17 22:48 | 通販

注文新作その3!

さて、10日に配達したばかりの大物。

お客様は、アメリカ人の若い夫妻。
僕自身が気に入っている漆のデスクをサイズを1.5倍ほどにして作って欲しいということでした。
mokumokuに来店した翌日、すぐに工房に天板の板を見に来られました。
もう、英語の出来ない僕はドキドキ、ハラハラ。

初対面で、持ってきて頂いた図面と板の現物で、なんとかかんとかコミュニケーションができました。
その後、僕のほうで改めてスケッチを起して再度相談。

GOサインはすんなり出たものの、こちらの作業は遅れ気味。
一度、「おまへはいつ出来上がる予定なのか自分で分かっているのか?」
てなメールが来て冷や汗たらり。
(よく読むと、「当初の納品予定の週は、東京に行っているので連絡がとれない。急がせているわけじゃないよ。連絡がとれなくてあなたが困るだろうと思っているだけだ」、という意味の文章であることが判明。いやあせったあせった)

2週間ほど遅れるので待って下さいとの返事をして、それからはもう必死に制作しました(ん?どっかの情けない政府みたいだな、これじゃ)

ただ、引き出しにレールを使うことと、A4ファイルポケットを入れるための別のレールの取り付けがあり、両方ともかなり余分な寸法を食うので、その計算が大変。おまけにファイル用レールを取り付けるために引き出しの横板の厚さは13mmしかとれない。27cm巾で厚み13mmだとこれは気を使う・・・。

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仕上げはやはり漆で。
(漆の作業もひとつとても勉強になったことが今回ありました。まあ、それは略)

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というわけで納品です。美男美女のインテリ夫婦。大柄なふたりと一緒に移すとこじんまりした感じに見えますね。実際は大きいのですよ。巾170cm 奥行き55-75cm!

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そうそう、もうひとつ僕のお気に入りの椅子もこのM様宅に。こちらは現物をお買上げいただきました。

今日、今度はサイドテーブルの制作の相談を受けました。
英語もメールだと大分早く打てるようになりましたし、会話もすこしだけスムーズに(聞くのはだいたいOKなんだよね。喋るのは・・・・)。苦労すると得るものもたくさんあります。
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by morinoki8 | 2009-12-12 18:48 | 机・テーブル

注文新作その2

こちらはご近所のお客様。
でも工房をお知りになったのはHPとのこと。HPからmokumokuも訪ねてくださり、新築のお家のセンダンの大きな一枚板のカウンターに合わせたダイニングチェアのご注文。

僕のセミ・ハイバック・チェアを気に入って頂いたのでそれをベースに
「座面を少し広く」「背も少し高く」ということに。

背が高くなった分だけ背もたれのカーブをS字に変えました。

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脚の部材。このデザインは部材が結構な数になります。

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骨格が組みあがったところ。これに座面を駒で止めていきます。

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ところが・・・!
座面と脚が独立した構造で、ここまで大きな寸法になると、なんと音がするのです。
強度的には問題ないのですが、体重を後にぐっとかけると座面と貫がこすれて「ぎぎ」と音がする・・・。
うーん。

裏面にかすがいを入れて補強し、なんとか音を抑えることはできましたが、難しい・・・。

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しかし、というわけで音も出なくなり、無事納品。まるであつらえたように(ってあつらえたのですが!)ぴったりと収まりました。いや、出来上がったカウンターを見て作ったのではなく、設計図とお客様の説明だけでデザインしたのですから、ここまで空間にマッチするとやはり嬉しいものです。

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お客様も大変喜んでくださりました。
今度はロフト部分への上り下り用のハシゴの制作の相談中です。
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by morinoki8 | 2009-12-12 18:25 | 椅子・ベンチ

注文新作アップ!

ずいぶんとご無沙汰です。
ウッディフェアの後も遅れていた注文をこなすのに精一杯。久々に12時間以上の長時間労働を何日か続けてしまいました(あんまり効率よくないのでいつもは禁じているのですが、仕方がない)。

10日に2ヶ月がかりの大物を納品してちょっと一息。配達の帰りにマンガ喫茶と大きなお風呂屋さんでまったりとしてきました。ふう。ちょっと気が抜けていますが、それでもまだまだ締め切りのある仕事がたくさん。ボーとするのは一日だけみたいです。

さてさて、最近の注文の仕事を連続してアップします。
第1弾は、沖縄市Sご夫妻様のダイニングセット。
とはいえ、この仕事は5月に納品したもの。なぜ今頃ブログに?という質問には最後に。

樫と松のコーナーチチェアを気に入っていただいて、それに三角スツール(背もたれ付)を加えてダイニングセットを作って欲しい、という注文を頂きました。テーブルは座卓にもなるように2way。デザインについては、ご主人がイタリアのアレッシィのファンということで、それは心地よいプレッシャーでしたが、お互いにスケッチを出し合ってGOサインとなりました。

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まずはテーブルの部材
脚は樫で

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松の天板は、3枚を接いだ後、再平面出しをした時に表面が弾いてしまい、ならばお魚さんに松の波を泳いでもらおうと象嵌。

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工房での仮組み状態。
脚を横に倒せばローテーブルに。ところがこの2way方式に落とし穴が・・・。仮組みでは問題なかったのですが・・・。

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こちらは、三角スツールの部材

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可愛く仕上がりました。ちょっと定番にしたいデザインです。

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というわけで5月の納品時の一枚。まだ、引越しの最中なのでこのような写真ですが、どの部屋も高級インテリア雑誌に出ているように美しくされています。すっきりシンプルな空間に塵ひとつ無し。どうしたらこんなに綺麗にできるのかとため息が出てしまいます。

さてさて、なぜ今頃ブログにということですが、ハイ&ローの2wayテーブルの脚の取り付け金具の不具合があり、配達時に一度持ち帰り再配達しました。その後も具合が気にはなりながら、イソガシさにかまけて状態を聞きそびれ、気がつけばいつの間にか11月に。

ところがお客様から「天板が少し水を吸ったみたい。直してもらえるか?」との電話あり。これ幸いと先日取りに伺い塗装を全部はがして、水に強いポリウレタンの再塗装をしました。金具の具合も再チェックして無事OK。

奥様からは「夫婦でとても気に入っています。主人の両親もとても気に入ったようで、沖縄に移住後オーダーしたいと言っています」と言っていただきました。
もう、この半年間の胸のつかえがすっと消えるようでした。
気になることは放置せずに、早めにこちらから様子を伺うべきですね。
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by morinoki8 | 2009-12-12 18:09 | キッチン&ダイニング