handicraft森の樹の日常をなんとなく。木工のお話も。


by morinoki8
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キャビネット

もう1年近く前になりますか、昨年11月に京都にて三人展をしたときのお客様のYさん。
展示会場にて、漆の小さな机(↓下の記事に写真あります)をご注文いただきました。

そのYさんから、9月にお電話をいただき、キャビネットの制作のご相談がありました。
楠の風合と香を大変に気に入ってくださっていて、今回も楠で、ということで細かい寸法図もFAXで頂きました。

なんどかのやりとりの後、GOサインが出て制作にとりかかりましたが、やはり大きな箱モノは大変です。

材料を食う(多分素人さんが考える3倍くらいの板を使います)、精度が要求される、重い、継ぎ手が多い・・・というわけで材料×技術×時間がすべてかさばります。

キャビネット自体のご注文は1年半ぶりですが、この間引出しやチェストなどの箱モノをこなしてきたこともあって、制作は順調に進みました。

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いかがでしょう?
似合う金具を探すのにも一苦労ですが、無事納品し、そしてお礼の電話をいただくことができました(実はこの電話を待つのがドキドキです。実物の見本を見ないで図面と言葉だけの完全オーダーの時は、いつも緊張感いっぱいです。ああ、胃に悪い・・・)。
めでたし。

一度納品したお客様からの繰り返しのオーダーは、嬉しい限りです。今後もこうしてご注文いただけるよう頑張りたいと思います。
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by morinoki8 | 2008-10-29 21:01 | 棚・チェスト
ピカピカの1年生のために両親やおじいちゃん、おばあちゃんがプレゼントする学習机。親にとってはいつまで続くのかと思われる長~い長い幼児期を終え、晴れて小学生となる春を前にして、本人よりも親達がそわそわドキドキ。

引き出し、本棚、ボックス、照明、コンセントなどなど機能満載の学習机もあれば、「長い付き合いになるのだから、無垢の木で作った机で自然の素材感に触れながら勉強して欲しい、と思うのも親心。
でも、作り手としては、「実際に欲しい机ってどんな机なの?」というのが正直なところ。予算も含めて、作り手とお客さんのギャップがどうも大きいのがこの学習机のような気がしています。

僕自身が小学校入学の時に両親が買ってくれたのは、文字通りシンプルでなんの飾りもない木の机でした。それはとっても頑丈でしっかりした物で、小中高の12年間使い続け、今も実家にそのままの位置に鎮座しています。引き出しもいっぱいついていて最高の机でした。値段は聞かなかったのか忘れてしまったのかわかりませんが、多分高いものだったのだと思います。
けれども、この僕にとっての理想の学習机をモデルにして、今商品として出したとしたら、デザインと価格の両面で、確実に売れないように思われます。

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一方で、大人用のデスクは作りがいがあります。写真はどちらも大人の使用を前提とした物。天板は楠の一枚板を使い、摺り漆仕上げ。上の机は僕自身が作りたかったもの。下の机はオーダーメイド。
でも、小さな子供向けにどれくらいの予算をかけて、どのような機能が必要で、どのようなデザインのものが欲しいのか、それは当の親御さんたち自身があいまいなのかもしれません。

というわけで、僕にとっては大変頭を悩ます「学習机」ですが、mokumokuでは11月にメンバー一同による学習机展を開催します。僕もこの固い頭をなんとかマッサージしてほぐほぐしながら、新作に取り組んでいます。

mokumokuには、メンバーそれぞれの個性に溢れる机が展示されますので見に来て下さい。きっとお気に入りの机が見つかると思います。

無垢の木の学習机展

11月2日から30日まで 
mokumoku店内にて
宜野湾市大山4-1-6(国道58号 ハーレダビッドソン向かい)
098-897-5455

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by morinoki8 | 2008-10-24 17:03 | 机・テーブル
というわけで、チェ・ゲバラである。

あの頃世界で一番かっこいいのがゲバラだった

とのたまわったのが、かのジョン・レノンである。

あのかっこいいジョン・レノンがカッコイイ、しかも世界で一番カッコイイ、というわけであるので、それは無条件にかっこいいわけである。
キムタクもヨン様もブラピも真っ青である。

知り合いの女性(独身)が、「理想の男性はキムタクの顔をした阿波根昌鴻よ♪」と仰せになられたので、「そんな男がいるわけがねえだろ、バカチン!」と一刀の元に切り捨てたことがありますが、・・・いました。ゲバラさんです。
(故阿波根昌鴻さんはもちろん尊敬すべき大人物です。ご存知無い方は、自力で検索して調べてみてください。リンクが上手く貼れませんでしたので)
顔だけでなく、人間性、知性、行動力、生きる姿勢、つまりは飛び切り有能でありながら人徳に満ちている、そんな感じ。ほんまにそんな人間いるの?嘘でしょ?と無能&不徳の我が身を省みながら思ったりもしますが、どうやらほんまらしい。

で、そのカッコよさと、そしてキューバ革命の闘士でありカストロの盟友、というところまでは、たぶん多くの人の知るところのゲバラであるが、じゃあ、どんな思想を著して具体的に何をした人なの?というと、これが結構曖昧。

そういう僕自身、学生時代に、「そりゃゲバラでしょ、やっぱり(意味不明)」とかなんとか言いながら、「ゲバラ日記」を文庫で買ってみたものの、全部読む前にいつのまにか本棚の飾りとなっていました。なので、やはり曖昧な日本人の私。

それがどういうわけか、友人の大五郎氏がゲバラ・フリークなので、「今年は生誕80周年、没後41周年である。ついては記念イベントを開催するので、君も協力しなさい」と仰せになられ、ここ沖縄はやんばる、名護市にてゲバラの上映会を開催する運びと相成りました。

映画はゲバラの元同士や友人、娘さんのインタビューからなるドキュメンタリーです。起承転結もなければドラマもありませんが、ドキュメンタリーとしてとっても面白い。キューバ革命の闘士達はまだまだご健在なのでした。

というわけで上映会やりますので、皆さん名護に集合してください。
我々は闘うぞぉ!

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映画「チェ☆ゲバラ-人々のために」1999年アルゼンチン
トーク:新垣誠氏(沖縄キリスト教学院大学准教授)ほか

10月25日(土) 名護市中央公民館2F小ホール
1回目 15:00~ 2回目 18:30~
☆各回上映後にトークあります。
会場内にて写真展示、関連図書の紹介をしています。
前売り予約900円 当日1000円(パンフ付1600円) 
高校生500円 中学生以下無料
お問い合わせ・ご予約0980-44-3690 090-7475-5266(山本)まで

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by morinoki8 | 2008-10-19 20:17 | ゆかいな仲間

10月近況報告

こんにちわ。
またしても、あっとう間に10月も半ばすぎになってしまいました。
森の樹は、名護市の「産業まつり」に出たり、
本部てづくり市にでたり、
「ゲバラ」の上映会(これについては、また後でmorimoriから)準備、
そして11月開催、恒例の「ウッデイグランドフェア」の準備など
あいかわらず、忙しくやっております。

で私doremiの方は、10月から、新仕事に行っております。
思えば沖縄に来てから13年ほど、
琉球ガラス工房の事務所で、ヤクザさんにお茶を出したり
(沖縄のヤクザも靴は白のエナメルなんだ!と感心した)
マンゴー園、ビニールハウス内での農作業でクラクラしたり
(ビニールの張り替えや、、牛糞運び一日中、とか、よくやったよな~)
沖縄内大手スーパーの衣料レジ係、ドラマのような意地悪な女子がいたり
(レジでお金の過不足で始末書も書いたな~)

などなど、その他書ききれない笑いと涙の(?)いろんなバイト仕事してきましたが、

今回また全く違う仕事で、今までで、一番「会社」っぽい所です。
研修もばっちりあって(今が研修中)頭ン中グルグルなんですが・・・
これがこれが、意外に楽しく機嫌よく通勤してます。
「同期」が20代から50代まで20名いるのも、心強いからか。
今まで全く興味も感心も知識もなかった事を勉強してるんですが、
「不安~できるかな~」という気持ちはあんまりなく、
「どんとこ~い!やったるぜ!」みたいな気持ちが溢れてるのなぜでしょう~
これが年の功というのか、オバサンの開きなおりというものなのか。
つくづく年はとるもんだな~と、嬉しく思ってます(笑)

いつまでこの強気が続くかわかりませんが、まあがんばります。

そして、そしてもうひとつ、
娘が、友達の家から、お腹にいる時から予約した子猫もらってきました。

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名前はいろいろ候補がでていましたが、
娘命名「らん」です。
蘭の花のランという事ですが・・・??
私は密かに、「パチンコ~らんらんブルースby憂歌団」
の「らん」と思ってます。

最近仕事から帰って家に入っての第一声が
「らんちゃ~ん」です。(どこにいるかチェック)

猫バカにならないよう、気をつけます・・・

doremi
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by morinoki8 | 2008-10-18 10:30 | つれづれ

ウッディフェアコンペ

毎年秋に開かれる、沖縄木工界の祭典「ウッディ・フェア」
今年で13回目。

フェア自体は11月の6-9日ですが、それに先立ちやはり毎年行われているコンペ。
今まで、出品したりしなかったり。だいたい半々。5.6年前に一度照明を出品して入選した事があります。1-3位が各1名、入選は最大5名。その他は落選という狭き門。ただ、出品者自体もそんなに多くない(県内木工に限る)ので、こんなとこかな。

さてさて、今年のテーマは「ムーブ(動く)」
このテーマを誰が考えているのか、時々???の年も。例えば「二人の世界」とか「和み」とか・・・・。
今年のテーマも、それが「動き」ならば「その動作自体」で、モビール、ロッキングなどの自律的動きの妙であったり、からくりおもちゃなどの動きのメカニズムに絞られて、すっきりはっきりしているけれども、「動く」だと随分幅広い。「とにかく動けばいいのね?!」てな感じ。「二人の世界」にしても「和み」にしても、それはたぶんわざと曖昧に設定して、「アイディアの閃き、創造性の幅を期待する」ということなのだろうけども、僕の個人としてはこの次元の曖昧さは好ましくない。

仕事であれば、クライアント(お客様)の要求されていることを、この次元のまま放置することは、普通あり得ない。そこは要求、イメージを根ほり葉ほり具体的に聞きまくる。小さな寸法や取付金具のデザインまで確認事項。でないとオーダーメイド自体が成立しないくらいのこと。

コンペの場合も、言葉の解釈の幅が大きいと審査のブレも大きくなる。モノ自体の出来不出来よりも言葉の解釈、言葉遊びの比重が大きくなる。審査員にとっては口先でどうとでもいえる部分で、それは楽には違いない。しかし、審査員の恣意性が大きい事は決していいこととは思えない。審査員は出品者の評価(審査)を受けているという事実を審査員はもっと自覚してもいいのではないか?その緊張感がないコンペは受賞者が固定化するという現象も・・・(審査自体はブラインドで行われていても)。

・ ・ ・ ・ ・

というわけで、書いているうちになんか不満タラタラみたいな文章になってしまいました(汗;)。
実は、このテーマは言いたい事が山ほどあるのでありました。

先日新聞でもコンペに関する面白いコラムを読んだばかりです。こちらのコンペは、コンテストではなく、広告や建築業界でよくある企業のプレゼン/コンペの話でしたが、悩みや苦労は同じ。

で、そんなこんなを書こうと思いつつも出品前に書くといやらしいし、落選後に書くとひがんでいるみたいで説得力に欠けるし、ということで、いつもあまり書けないテーマなのでした。
で、今回は3位に入賞しましたので、まあ、悪口半分、嬉しさ半分。喜びの言葉として(に全然なってない??)。

出品したのは

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”Ostrich Light”

って日本語だと「ダチョウのライト」。大きいです。伸ばすと約3m
本当は恐竜の骨格のイメージで「ジェラシック ライト」とか「ダイナソー ライト」にしたかったんだけど、大げさなので、ダチョウ。

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シェードも開閉します。首も振ります。アーチ型に変形もします。「動きゃいいんだろ、動きゃ」という感じです。

図面だけで設計する力量が無いので、各接合部分を考えてはメモを起こし、試作品を作っては直し、作っては直し、の繰り返し。全体の作り直しも含めて5日間もかかってしまいました。
コンペ出品作は、基本的に新デザイン・新機軸と思っていますので、この時間がかかるのが一番の負担。実験作なので、そのままで売れるわけでもなし・・・・。

なんか、いいたいことの曖昧なへんな文章になりました。
また、こんどもう少し整理して書きましょうね(未定)。
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by morinoki8 | 2008-10-07 21:56 | 照明

かわいい~ん(はーと)

チョー可愛い!!って思わず自分で叫びながら制作しました。
新作のネコちゃん時計。

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どうです、トラネコちゃん。かわいいっす。たまらん。

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こっちはシャムネコ風。

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んで、こっちは子猫丸々。頭は動きますので

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こんな風なポーズも。

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mokumokuの連続企画展第四弾!「新作時計展」にあわせて、いままで多くのお客さんから要望のあったネコ時計を作った、というわけです。

でも、45歳の中年男が、こんな可愛い時計を作っていいものかどうか・・・。
んん?それより「ちょー可愛い~ん」なんて言ってることのほうがやばいって?
わはは。
そういえば、我が家に本物の子猫ちゃんもやってきました。
今も、PCのキーボードを叩いている僕の膝の上でゴロゴロと言っております。
名前はランちゃん。乱?run?
名付け親&代表世話人の娘は、蘭の花のランと言っておりますが。

明日は、久々のウッディフェア・コンペへの作品搬入。
こちらも新機軸です。コンペの結果に関わらず次回報告します、ね。
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by morinoki8 | 2008-10-02 21:31