handicraft森の樹の日常をなんとなく。木工のお話も。


by morinoki8
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訃報

訃報はいつも突然届く。
届いた訃報に僕はどうしていいのかわからず、いつも間抜けである。

木工の師匠のあっぺーさんの親友で、僕も呑み仲間のSさんが突然亡くなった。
享年50歳。

12年前、僕達が沖縄にやってきてすぐ、あるパーティであっペーさんともどもSさんとも出会った。なにしろ沖縄に移り住んでまだ2週間である。右も左もわからない時。
初対面のSさん(というよりほとんど全員初対面だったが)に、
いきなり
「大和人は汚い」
「戦時中、沖縄人は三等国民と呼ばれていたのをお前は知っているか?それがどういうことなのかわかるか?」
「お前達は、沖縄人が受けてきた差別と侮蔑を知っているのか?」
と延々とやられた。
沖縄戦についても現在の基地の問題にも、表面的な知識しかなかった僕はただただうなだれて相槌を打つしかすべはない。

その後、顔を合わしたり、一緒に酒を呑むなかでも、繰り返し繰り返し何度も同じ話でやっつけられた。僕も部分的には反論したが、基本的にはSさんの言葉を受け止めてきたつもりである。

そうこうするうちに、僕自身がアルバイト生活から、木工屋への一歩を踏み出し、なんとかかんとか食いつないでいるうちにSさんからその話はすることは無くなっていった。

「こうじ!頑張っているか?!」
「こうじ!家族はみんな元気か?!」
「お前がよくやっているのは知っているよ。頑張っているな!」

というセリフを挨拶代わりにくれるようになった。
大和人という属性でなく、個人として認めてくれたのだろう。
美術サロンで開いた個展にもお祝いに駆けつけてくれたりもした。

・・・・・・・・・・・・・・・・

いつものことだが、訃報が届くとどうしていいかわからない。
その時点では哀しくはないのである。
それはもしかすると、僕は人として心に欠陥があるのかもしれない。

悲しみはない。けれどもその存在の空白は、次第に少しづつ気付かないうちにどんどん大きくなる。生きている間にもう2度と会えない、という事実を受け入れるには時間がかかる。

沖縄に移り住んでこの3月で早12年になる。この間、沖縄で親しい知人が3人も亡くなった。
これから先、それは多分増えつづけるのだろう。
正直ちょっときついな、と思う。

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自分の気持ちの整理のためにだけ書きました。すいません。
Sさんのご冥福をお祈りします。
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by morinoki8 | 2008-01-27 20:40 | つれづれ
前の記事で、卒論が書けなくて卒業できず、という夢でうなされる、てなことを書きましたが、
昨夜も延々と複雑怪奇な夢でうなされました。
設定は訳がワカランし、話は長いし込み入るし、自分の脳みその中はいったいどうなっているのか不思議です。

時々宇宙創生から始まってスリルとサスペンスの大叙事詩みたいな夢も見たりして、ひょっとすると俺は天才か?!と思う朝もありますが、細かい部分は目覚めてほんの10分ほどで露と消えますので、それを証明することはいまだに叶わずにいます。

・・・昨日の夢も複雑な話ということといくつかのプロット以外は朝霧の如く消えうせ、それでもかすかに残ったのは、自分が中世のオランダの修道僧で名前がバーンアウトということのみ。それがどういう話か、シベリウス(フィンランドの英雄的作曲家)に無理難題を吹っ掛けられ(その内容は勿論覚えてない)、その場は何故か日本の明治になっている・・・。

で、自分のうわ言で目が覚め、「ん?バーンアウトだって?ばーんあうと?・・・それってBurn outか!」なんたること。なんでそんな名前。俺は燃え尽きているのか???

ちなみに手元の研究社の「NEW COLLEGIATE ENGLISH-JAPANESE DICTIONARY」を紐解くと
burn out (1)焼き尽くす(つぶす):火で追い出す (2)燃えきる (3)〔比喩〕<熱意などが>燃えきる;<精力などを>使い果たす、とある。
そのままじゃ!
逆説的な比喩で、なにかポジティブな意味があるかと期待していたものの空し。

うーん、僕、疲れてる?そりゃ少し体はしんどいし、ちょっと「プチ・ひきこもり」したい気持ちもあるけど、それはまあ、軽症。まあ、普通に元気だと思う。仕事でもそれ以外でもやることもやりたいこともたくさんあるし・・・。
じゃあ、前世がバーンアウト氏だったの?彼はオランダの修道僧で、どんな人生を送ったの?名前どおり燃え尽きたのかなぁ?

しかし、これじゃあまるであしたのジョーではありませんか?!

なんでやのん?

いやいや、私もりもりは元気です!もりもり元気。もり元てなもんや!
はあ、変な夢でした。自分の深層意識はさっぱりわかりません。いやはや。
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by morinoki8 | 2008-01-19 21:09 | つれづれ
あけましておめでとうございます!
(ってもう松の内も過ぎていますが・・・)

で、年頭としては、今年1年の抱負などを書くところでしょうが、まあ、掛け声だけかけてもしょうがない、ということでちょっと具体的な話


e0071811_17103813.jpg



昨年10月にmokumokuにご来店・ご注文いただき、年末29日に納品したデスクセットです。
写真の右手のデスクは1800*600の大きなもの。それに写真のアームチェアが二つ。
デスクの奥にコーナー棚、そして小さなサイドテーブル。
写真には写っていませんが、部屋の別のコーナーには5段の本棚も同じスタイルで製作しました。

オーダーの仕事は、いつも納品してお客さんの顔を見ないことには落ち着きません。

今回の注文は、mokumokuに展示してある僕のデスクセットを見ての注文でしたので、ある程度はイメージを共有できていたのだと思います。それでも店で大まかな打ち合わせをした後図面を郵送し、その後1ヶ月以上にわたりメールや郵送(図面)でやり取りを繰り返しました。

なにも入れていない書斎の家具をすべて、ということでお客さんの方でもあれこれと途中で考えが変わったりもしますし、こちらも「果たしてこれでいいのだろうか?満足していただけるだろうか?」と緊張が続きます。また、図面を書いて見ていただいても、実際の製作中に細かい寸法を変えることもあります(縦横高さなどの基本的寸法は変えませんが)。図面の段階ではわからなかった部材のバランスなどを実物では変えていくわけです。

最後の仕上げも神経を使います。言葉でいくら説明しても伝えきれない部分は、納品時に見ていただくしかありません。

オーダーメイドの仕事はお客さんと製作側の共同作業ですので、要望は遠慮なく出していただき、また納品後にはプラス/マイナスに限らず素直な評価を頂けると、また次の仕事につなげていくことが出来ます。

というわけで毎回難しい試験を受けているような気持ですが(製作中は「卒論が書けなくて卒業できない」という夢を良く見ます(笑))、その試験を、これからもクリアし続けることができるよう精進していきたいと思います。
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by morinoki8 | 2008-01-17 17:00 | 机・テーブル

あけまして

おめでとうございます!!!

今年もどうぞよろしくお願いします。
handicraft森の樹今年の抱負は・・・・
morimoriは恒例の岡山実家への手伝い
(神社参道の喫茶&民芸品)に行っておりますので
1月7日まで不在です。
きっと帰ってきてから、
今年の抱負&展望などをしたためるでしょうから(ほんまかな?)

で、私から言いますと・・・・
「ばりばり稼ぐぞっ
てな感じでしょうか(毎年言ってる?)
身も蓋もない感じですが、
「森の樹」でも、そして自分のバイト仕事でも、
ばりばり稼ぎたいです。

よい年にしていきましょう~♪

doremi
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by morinoki8 | 2008-01-04 10:08 | つれづれ