handicraft森の樹の日常をなんとなく。木工のお話も。


by morinoki8
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

<   2007年 06月 ( 5 )   > この月の画像一覧

草花、そして手仕事

と言うタイトルで7月25日より展示会を開きます。
メンバーは、陶器の山上学氏、琉球藍の中村桂子氏、芭蕉布の平山ふさえ氏、そして木工は私もりもり。
そしてタイトルにもあるように展示会のテーマは花。スペシャルゲストとして、嵯峨流師範の玉城敬甫先生を迎え、工芸と生け花とのコラボレーションを行います。
詳しい告知はまた今度。

今日は、その展示会のDMのための写真撮影会。
全員集合し、それぞれ作品を持ち寄りました。

e0071811_2104871.jpg


如何でしょう?
木工は置き床、琉球松。

e0071811_2111071.jpg


ちょっと趣を変えて、琉球藍の織を流してみました。
台も代えて、山桑摺漆花台に。

e0071811_2114777.jpg


こちらは撮影風景。
お花の先生に花を活けていただくと、そこら辺りに生えている草花も活き活きと空間を形づくります。陶芸の山上氏も創作意欲に駈られて花を活け始めました。

e0071811_2113784.jpg


で、こちらが今回初めて作ってみた、陶芸との共同制作の掛花入れ。材はハンノキ、仕上げは摺り漆。道端の蔓とハイビスカスで、茶花を活けていただきました。

器も花も素晴らしいからこそですが、後ろの短冊を作った私も吃驚するくらいいい空間ができました(写真が下手ですが・・・)。

上記のモノは、オーソドックスなものですが、皆との共同制作では、モダンアート的な花入れや家具も制作中です。
異なる分野の人との共同作業は、目の前がクリアになる気分で新しいことにチャレンジできるのですごく楽しい仕事です。作者の一人として展示会がとても楽しみになってきました。
[PR]
by morinoki8 | 2007-06-16 21:12 | 花器

出ました!長い奴!

我が新工房は畑や田んぼのど真ん中にあります。引越しの日にはアカショウビンが飛んでいたり、日頃も機械を止めるとウグイスの鳴き声がいつも心を落ち着かせてくれます。西の方向に目を向けると、この季節、頂上を雲に隠した八重岳の姿も。

というように静かで美しい風景の中の贅沢なロケーションです。
でもでも、であるからこそ怖い奴も潜んでいる可能性大。

で、田んぼに囲まれた工房の敷地の大部分はやはり農地。以前はアヒルを飼っていたそうですが、2,3年使ってなかったため草ボウボウ。
今日は大家さん一家が朝から草刈と片付けに来られました。

「出るかなぁ」
「いるんじゃない」

という会話の中、
e0071811_20181515.jpg


出ました。しかも2匹も。多分こいつは台湾ハブ。
最近北部で急増中の、ハブより攻撃的な外来種。
こいつが見つかったのは、工房から3mほどのところ。怖い!

ひょっとしてもう工房の中にも潜んでいるかもと思うと、隅っこや暗がりには足が止まります。
大屋さん!早く全部草刈してきれいにしてくださいね!
[PR]
by morinoki8 | 2007-06-09 20:21 | やんばるの自然

新車!

仙台から帰り6月2日。待望の新車がやって参りました!
注文したのが4月15日前後。「一月はかかりますよ」ということでしたが、なんの1ト月半以上かかりました。車屋さんの名誉のため付け加えると、この間にゴールデンウイークが入ったため、ということはもちろんあります。

でもでも、いままで中古車しか買ったことのないもりもり、新車にこんなに時間がかかるものとは知りませんでした。基本オプション(無料)を含め、最終工程は注文を受けてから取り付ける、ということでした。ちょびっとだけカスタムメイドの気分を味わいました(というよりそう思わないとイライラして大変)。

e0071811_19495016.jpg


どうです。かっちょいいでしょ!自分の車とはまだ思えない。

音が静か!(家族用の軽の乗用車より静か)
振動少なし(やはり乗用車並)
カーブも安定(旧車より平均+10km/hは余裕)
スペアタイヤも新品!(って当たり前)
運転席広し!

等々、スーパーアグリSA05からいきなりSA07(初ポイントおめでとう!!)に乗り換えたみたい!ってマニアックですいません、F1の話でした。

んで、プレートナンバーは「・481」ですと。
「弱い」? いかんいかん、ネガティブすぎる。
「夜這い?」 あきまへんがな!
「失敗?」 このナンバー良くないのか???
そうそう、「芝居」でどうだ!・・・ちょっとインパクトがないか・・・
んじゃ「余は一番」では?これはポジティブすぎて偉そうか!!

まあ、そのあたりで覚えましょうかね。

e0071811_21163293.jpg


こちらは、工房前の稲。
前回の写真は一月前。仙台へ旅立つ2週間前もだいたいにた感じで、苗というイメージでした。ところが帰ってきて工房に行ってビックリ!もう穂が立っているではありませんか!
なんという成長のスピードでしょう!英語でいうとHow Fast 云々!!てな感じ(全然英語にならなかった・・・)。
さすが梅雨時、さすが南国。この分では、またすぐに稲刈りの報告になりそうです。
[PR]
by morinoki8 | 2007-06-07 19:59 | つれづれ

バイトはじまり

新工房もまだ落ち着かないなか、私は去年に引き続き、
また「土壌検査」のバイトに今日から行きました!
だいたい3ヶ月の予定で、
土を砕いたり、(これは結構大変・・・土埃まみれ)
実験室で、土の成分検査(リン酸がどうの、カリウムがどうの)
中々楽しい?!バイトです。
そこでもらったトルコききょう。
e0071811_2142178.jpg















がんばろう~っと!

doremi
[PR]
by morinoki8 | 2007-06-04 21:50 | つれづれ

仙台出張

仙台は藤崎デパートで開かれていた「沖縄の物産展」より昨日戻ってまいりました。
木工は、島変木(とうへんぼく)の屋宜さんと師匠のベルウッドの鈴木(あっぺー)さんという、沖縄木工界を代表する大先輩お二人と僕との3人の出展。

昨年比300%の売上で、イベントとしては上出来。僕は残念ながら3人の中では売上最下位でしたが、経費+日当くらいは売れましたのでまあ、善しとしましょう。

さてさて、3分の1くらいまで作品数が減ったので搬出も早く終わり、その夜は打ち上げのあと、一人で繁華街をちょっと夜遊び。て言ってもブラブラして、SHOT BARでロックを一口くらいですが・・・。

e0071811_20442943.jpg


翌日は、あっぺー師匠と日本三景ののひとつ松島へ。
松尾芭蕉を気取って俳句のひとつでも詠みたいところですが、才能無し。
写真は松島の島を背景に遊覧船を追っかけるかもめの群れをパチリ。

ただ、日頃沖縄の海を見慣れているせいか、ちょっとがっかりしたのも事実。芭蕉の時代はそれは絶景だったのかもしれませんが、今は海は濁り、浜は安っぽい観光地そのもののみやげ物屋さんと食堂の列。ちょっと奥まった所はホテルの群。うーん、日本中どこでそうなのかもしれませんが、もともとの自然の造型に比べ人工物のあまりの貧困さ。
経済ではなく、精神と美意識の貧困さなのでしょう。ヨーロッパの田舎町は、日本より経済的にはたぶんずっと弱いはずですが、人工物が異物として風景を破壊していません。

と、すぐに天下国家を語ろうとするのが僕の悪いクセ。ここはひとつ「海は沖縄の勝ち!」という宣言で終らせましょう。

e0071811_20444379.jpg


同じく松島の伊達家の菩提寺、瑞厳寺。こちらは充分美しかった。
菩提寺として整備される前に、修行僧達が自ら巌を穿ち築いた修行窟。まるで敦煌の石窟寺を思わせるように、延々と続く修行窟。その前を歩くのが師匠。絵になります。

e0071811_20453999.jpg


こちらは瑞厳時に隣接する臨済宗の円通院。三代伊達光宗の菩提寺。禅寺としての庭を見たくて拝観しました。この庭の作者は小堀遠州。利休の流れ。
ちょっとかっこつけすぎなのがワタクシもりもり。でも、後光が差しているではありませんか!!
(後光というには顔の前か?!)なにやら瑞兆かも。それはともかくモミジとツツジそして池に生える菖蒲が美しい。

円通院を後にして仙台に戻り、師匠と別れ新幹線で東京へ。
予定では、墨田区の刃物屋さんと新宿のオゾン・リビングセンターを訪れるつもりだったのですが、上野で宿をとったら、上野国立博物館で「ダ・ビンチ展」、東京美術館では「国立ロシア美術館展」、などなどなど。
なので、午前中に博物館へ行って、午後刃物屋さんを回って羽田というつもりで上野の森へ

e0071811_2046283.jpg


久々の上野公園。東京芸大の音楽学部もここが拠点。若かりしころの憧れの場所。
それはともかく、ダビンチさんの展覧会に行ってきました。今回のメインは20代前半の代表作「受胎告知」。本物の前では足が止まります。動けない。係員は一生懸命人を流そうとするのですが、それに逆らいどうしても動けない。通常の流れだと5分くらいのところ30分は列を離れて止まっていました。規制がなければ3時間は動けなかったでしょうね。
とにかく本物の持つ力に圧倒されるだけでした。僕の半分くらいしか生きていない時期の作品なのにね。完敗。って当たり前か、ダ・ビンチだもん!(笑)

んで、ダ・ビンチさんを堪能しながらうろうろしていると(この時点で刃物屋さんはあきらめた)、同時開催で「日本の美術の流れ展」が。
「縄文から近代まで」とのサブタイトル。ありゃまあ、こりゃあこっちも見んとおえんがな、と飛行機の時間を気にしつつ駆け足で覗いてきました。
最初の縄文後期の尖底土器の迫力に圧倒されスタート!奈良時代の漆器の精密さに打ちのめされ、鎌倉時代の仏像群に蹴飛ばされ、桃山時代に花開いた陶磁器のコーナーに至った時には、もう、写真でしか眺めることが出来ないと思っていた古伊万里、美野、志野、織部、仁清、柿右衛門・・・・が。手にとることさえ叶いませんでしたが、それこそ目と鼻の先に。ちょっと夢中になってしまいました。さらにその後には北斎、応挙、広重、豊国・・・という江戸の絵師の部屋・・・・うわあああああああ。
もう、時間は矢のように過ぎていく。飛行機の時間は迫る。で泣く泣く駆け足で空港に向かいました。

都会を離れて沖縄はヤンバルという自然の中に居を定めたのは、今でも正解だとは思っています。でももう少し歳をとり、子供達が巣立っていったら、その時にはもう一度大都市の中にこの身を置く、そういう選択肢が脳裏を掠めました。

当分はそんなことをいえる身分ではありませんが、まあ、そんな未来もいいのかとも思います。
そんなこんなで有意義な旅でした。明日から、また日常が始りますが、頑張りまっせ。
[PR]
by morinoki8 | 2007-06-02 21:32 | つれづれ