handicraft森の樹の日常をなんとなく。木工のお話も。


by morinoki8
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忙中閑あり

ってたいそうなタイトルをつけてしまいました。

おまへなんてどうせたいした仕事もしてないくせに、忙しいって言うな!てなあなた。まあ、小人は小人で忙しいのです。

「小人閑居にして不善をなす」とも言いますので、小人なりに忙しいのもいいことかもしれません。

さてさて、書いておくべき話題は他にもあるのですが、今日はお花のお話。
木工などを生業にしていると花器とも多少の縁が生まれてきます。
沖縄の木工の世界でも一輪挿しや水栽培の花器や花台を作る人はけっこう多い。

木工屋が花器を作る主な理由は、端材の有効活用。
丈の短い端材は、家具やフレームなどの部材としても活用できないので、ブロックとして加工できる花器は、端材整理に最適。木工の雑誌等でも、試験管などを使った一輪挿しが良く出ています。なので森の樹でも試験管花器を作っていた時期もありました。

でも、どうもいけない。
最初は無垢の樹と試験管の、ちょっと意外な取り合わせで、手軽にお洒落な一輪挿しだったのだと思います。でも皆が同じように試験管花器を作り出すと、それらは単に安っぽいだけの片手間仕事になってしまったようです。なので、森の樹としては試験管は使わないようになりました。

試験管の代わりに竹を使ってみても、これも田舎臭くなるだけで、洗練には程遠い(ちなみにそれは竹のせいではありません。私の竹の使い方のせいです。)琉球漆器などで使われている花入れ専用の塩ビの筒も、これまたどうも使う気にはなれず。

これは、発想の元が違っていたのではあるまいか。端材の利用から考えるのではなく、「木の花入れは如何にあるべきか」、から考えるべきではないか。
そういう中で、5年ほど前に、沖縄ガラスの工房に頼んで吹きガラスと木とを組み合せた一輪挿しを作ってみたこともあります。それなりに好評でしたが、でも、これも結果として中途半端でした。

そんなこんなの日々があり、最近は花入れはまったく作らなくなりました。
結局、自分の生活や文化と関係なかったんですね。
でもそれは単に一輪挿しの話ではなく、「木工というお前の仕事はいったいなんなんだ」ということにもつながっているのでした。

というわけで、最初に書こうとした文章とは全然違う、どんどん大層な話になってしまっています。我ながら困ったものです。

まあ、そんなこんなが伏線にあり、今日たまたま用事があったオーシッタイという山の中の部落で、知り合いの陶芸家の窯(泥仏窯)の陶器市がたまたまあって、たまたま見つけた花器を気に入って購入し、ベランダで鉢植えしている小花をちょいと活けてみました。

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てなかんじです。
器がいい雰囲気なので、何も知らない素人なのにいい感じです(でしょ?)

実は、2年前にグループ展をして以来のお付き合いの蛍窯の山上学氏や琉球藍織の中村佳子さんと、次は「花」をキーワードにした展示会を企画中です。実際に嵯峨流のお花の先生達とのコラボレーションも。

でも、それ以前の問題として、仕事に追われてバタバタしていようと、家の中が子供達でワサワサしていようとも、自分でこうして花を活けてみるくらいの余裕は持ちたいものです。
と、まさか、そういうことを書く自分に驚きますが、そういう歳になったのかもしれません。そうそう昨日は40+ン年の誕生日でした。

忙中閑あり。
走り回りつつも、少しの心の余裕はいつも持っていたいと思います。
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by morinoki8 | 2007-04-30 22:32 | つれづれ

5月の決心

こんにちわ。
すっかりご無沙汰しすぎて、ブログの投稿の仕方さえおぼつかない
ボケボケのdoremiです。
最近のワタクシは、工房森の樹に出勤する事なく、
バイト仕事に、うんうん唸ってます。
が、さっき、森の樹HPを何気なく見て
「先月のお仕事」コーナーは2006年11月でストップしたまま・・・・・
表紙の月間もりもり君もストップしたまま・・・・
ブログもトビトビ更新・・・・

いくら日々に追われてるとはいえ、そんな事でいいのか!
いや、いや、よろしくございません!
という事で、もうすぐ5月だし、心を入れ替え、
また森の樹の日常を発信していこう、と決心しました。5月の決心。

5月は、工房の引越しという大イベント(?)と、
去年に引き続き、仙台の藤崎デパートでの展示会があります。

・・・・いつにも増して、ドタバタになりそうな予感です。


doremi
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by morinoki8 | 2007-04-29 16:52 | つれづれ

さらば!相棒

積み残し話題第一段は、さよなら愛車編。

「handicraft森の樹」として工房デビューしたのは、1999年7月。
アンゴラモアの恐怖の大王が空から・・・、これって以前も書いたみたいな気が・・・。

それはともかく、その少し前1999年4月に、工房用トラックとして愛車サンバーを中古で購入しました。買ったときはそれなりにきれいで、中古といえども念願の仕事用のトラックを手に入れ嬉しかった気持ちは昨日のように思い出します。

その後、エンジンやらブレーキやら電気系統やらバッテリーやらいろいろ修理にお金がかかったり、遠くの国道の真中でエンストしたり、といろいろありましたが、8年間11万kmを一緒に走ってくれた相棒でした。

総距離20万kmまで迫ってきた最近は「あと少し持ってくれよ。お願いだから、ね」「今日もお疲れさん」と毎日声をかけながら乗っていました。
その割には洗車をしてないので見た目はどんどん汚くなってしまいました。ごめんなさい。

その愛車、2ヶ月ほど前から、ラジエターの水の減りが目立ってきて、継ぎ足し継ぎ足し乗っていたのですが、どうもだんだん酷くなってきました。
「こりゃ早く修理工場に持っていかにゃーおえんな(=持っていかないとだめだろうな)」
と入院させました。

お医者様(=修理工場社長)の言うことには
医「パイプの栓が腐ってました。とりあえず2万ほどで直ります。で、さ来週車検ですよ」
私「うそー。車検でした?」
医「そうですね。どうします?」
私「仕方ないですね。じゃあ、車検も一緒にお願いします」
医「うーん。それでもうちは構いませんが、でも、見てください。とりあえずは直せますが、この冷却系のパイプもホースも全部寿命ですよ。次々と交換になりますね」
私「どれくらい持ちますか?」
医「3ヶ月くらいは大丈夫でしょうね。でも、エンジンのオイル漏れもひどいし・・・」
私「じゃあ、全部きれいに直すとしたらどれくらいかかりますか?」
医「うーん。なんとも言えませんが、20万か30万か・・・」
私「・・・。2.3日考えさせてください・・・」

私、その足で、中古車屋の梯子。ところが中古の軽トラックといえども最近のモデルは、皆40万円以上。愛車と同じくらいの年式(10年以上前)のものだと20万円代から。

うーーん。うーーーーん。どうしよう。うーーーーーーん。

というわけで、その後は冷静にお金の計算をして、新車を買うことに致しました。痛い!工房の引越しでそれなりのお金がかかる上、車までも。
でも考え様によっては同時でツイてたのかもしれません。これが別々に来たとしたら、それこそ資金繰りで悲鳴をあげていたはず
「心機一転、新工房&新車でGO!」
でやんす。

さてさて、というわけで、相棒とお別れをしてきました。車はモノにすぎませんが、モノだって長く付き合うと情がわきます。廃車にするのは忍びなかったのですが、仕方ありません。

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(フロントが凹んでいますが、僕がぶつけたわけではありません。駐車時にだれかがぶつけて知らん振りなんです。酷いですね)


さらば相棒。8年間、良く働いてくれました。ほんとにありがとうね!

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by morinoki8 | 2007-04-24 21:40 | つれづれ

忙しいぞ!!

このところ、もー忙しくて大変です。

3月いっぱいは注文に追われ、怪我もしたりしていくつか注文は4月に持ち越してしまい、4月の上旬でやっとのこと締め切りのある注文をこなし(まだ個人のお客様をお待たせしています。すいません)、なんとか一息ついたところで、工房の引越しの準備で奔走。
その最中に車が故障。

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myスーパーアグリ号との涙々のお別れです。この話はまた後で。

続いて15日の日曜日。旧暦3月3日の浜下りにはちょっと早いですが、ゆいむん工房ご一家と潮干狩り。ゆいむん一家のT君との2年越しの約束を果たしました。

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2家族で約150個ほどの成果。まずまず。美味しかったです。

4月17日には、ねずみ男登場!!
憲法9条の旗を持って全国を歩いて縦断する広島からやってきた福崎さん。
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この話もまた後で(長くなるぞ)。福崎さんについてはこちらをどうぞ

4月18日は分刻みのスケジュール。師匠のベルウッドの鈴木さんにトラックを借りてまずは沖縄国際大学へ。元同僚の岩田助教授の研究室のブラインドの取り付け工事。
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手前の本棚も森の樹製です。この話もまた今度。

さてさて、帰り道に建材屋さんで杉材の仕入れ。ちょっと遠い場所の建材屋さんなのですが、いつも乾燥材を常備していることに加えて安いので、いつもこちらで。そうこうするうちに次の時間が迫る!

夜は、以前からお付き合いのある田中峰彦&リコ夫妻のシタール&タブラコンサート。なんとか夕方には工房に着き、材料を降ろし、急いでベルウッドにトラックの返却に。その間も、なぜかこの日は電話がなり続ける(ヒエー)。

シタールのライブにはなんとか間に合い、印度の悠久の時をやっと味わえました。ふう。
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田中さんについてはこちら

というわけでばたばたの毎日です。昨日はお得意様にずっとお待たせしいている積み木のサンプルの作成が終わり、パンフレット用の写真撮影と発送。

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そんなこんなで疲れているようで昨夜はビール1缶で酔いつぶれてしまいました。

そんなこんなの今日この頃ですが、5月末には昨年に続いて仙台での沖縄物産展に参加することにもなり(無理だと断ったのですが、諸所の事情でやはり出展することになりました)。

おっとそうだ!今日締め切りの第3世界ショップの原稿も書かなきゃ!書けるかなぁ?!あらあら、まあまあ、です。
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by morinoki8 | 2007-04-20 21:56 | つれづれ
またまたご案内が遅れてしまいましたが、4月5日より鹿児島市の「スペースギャラリーSANYO」にて「木と語る」展が開催されています。

九州・沖縄からの16名の木工作家が出展しています。

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会場の「スペースギャラリーSANYO」は、三洋ハウス株式会社を母体として昨年10月にオープン。アート・工芸・クラフトと住宅建築のデザインを融合させた提案の場所として様々な機能を備えています。

今回、この「木と語る」展については、なんと「出展要請作家」としてhandicraft森の樹に参加の依頼がありました。カッコイイ!
沖縄からは、城間光雄氏、金城久美子氏、伊礼範雄氏の諸先輩とともに私サトウが参加しています。
(作品のみです)

鹿児島の方がこのブログをもし見ていらしたら、ぜひ会場までお越しください。

会期:4月5日~5月6日
会場:スペースギャラリーSANYO
    鹿児島市上荒田町3-23
open:10:00am~8:00pm
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by morinoki8 | 2007-04-15 22:14

振り子時計静岡へ

まいど。

随分サボってしまいました。2週間。
なので、アクセスも当然減っています。
仕事もプライベートもバタバタドタドタの毎日で、なかなか更新出来ませんでした。

さてさて、タイトルにもありますように、振り子時計が静岡へ。
昨年来繰り返しご注文をいただいている静岡のSさんより、今回は振り子時計のご注文をいただきました。

ご自宅用でもふくろう君を可愛がっていただいていますが、Sさんの勤務する「お菓子庵 田子の月」のお店にもふくろう君を飾っていただいています。今回の振り子時計は静岡県富士市に出来た新店舗『お菓子庵 田子の月 吉原店』で使っていただきました。

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写真のようにカウンターの後の壁でコチコチ時を刻んでいます。
この振り子時計、森の樹製の時計の中では、サイズもボリュームも最大の部類(約60cm)に入りますが、大きなお店では、なんと可愛らしく写真に収まっています。

うーん。今度はイタリア製の置き型振り子時計みたいに1m以上のものも作ってみようかな?

実は、Sさんのご注文と同時に、仙台のAさんより、HPを見たという事で、同じく振り子時計のご注文をいただき、同時に納品しました。静岡の方は写真のとおりご希望で琉球松で。仙台は森の樹のHPにあるように赤樫で作成しました。

遠く離れたところからこうやってご注文いただけるのもネット時代の恩恵なのでしょうが、とにかくありがたいことです。
「田子の月」のお菓子もいただきましたが、とってもおしゃれで美味しいです。静岡の方、静岡にお立ち寄りの方はもちろん、「田子の月のHP」でも購入できます。ぜひご覧下さい。
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by morinoki8 | 2007-04-12 21:34