handicraft森の樹の日常をなんとなく。木工のお話も。


by morinoki8
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<   2006年 06月 ( 5 )   > この月の画像一覧

スクレーパー

もう、ちょっとしばらく前の話ですが、ずっと前から欲しかったスクレーパーを買いました。

スクレーパーといえば、はつり屋さんの道具。壁に貼られたポスターやらなにやら、ぐいぐい剥がすための道具。

木工でもその同じスクレーパーを使うことがあります。耳付き板の皮むきに。あるいははみ出したボンドの掬い取りに。

でもでも、今回のスクレーパーは、また似て非なるもの。
砥石で研いで平面を出し、その後にバーニシャーという金属の棒で微妙な刃付けをしてから使うフリースタイルの鉋みたいなもの。

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写真のように立てて、親指で押し曲げて、で鉋とは逆に押して使います。
手前にある木の取っ手のついた棒が、バーニシャー。

で、これがなかなか曲者でした。

カタログには、どんな硬木でもスイスイ、スイダララッター♪と逆目関係なく削れます!って書いてありました。話半分でも、いつも曲面加工での逆目でヒーヒー言っているもりもりにとっては朗報。欲しい欲しいと思い続けていました(いえ、そんなに高価なものでは全然ありません・・・)。

でやっと手元に来てくれてハッピー!って思ったのが勘違い。この娘、手強い。
木工を始めてからウン年。そろそろ「初心者」やら「若手」やらの殻が取れてきた今日この頃。鑿や鉋などの和道具の刃の研ぎも、なんとかかんとか慣れてきました。ところがこのスクレちゃんは西洋生まれ。なかなか思うようには刃を付ける事ができません。

それでもいろいろ試行錯誤しているうちに、写真にように鉋屑もどきのものが出てくるくらいには手名づける事ができました。めでたし。

というのは早計で、やっとここまで出来た同じ作業を豆鉋でやってみる、と、あらあらまあまあ、全然楽。んじゃ、さっきまでの苦労は何?てな感じでした。

写真にあるように曲面用やもっと細かい雲形のものもありますので(うーん、これはストレートスクレちゃんよりもっと捻くれているだろうな。言うこと聞くかなぁ?)、そういう加工の番がくるまでしばらくお預けだな、というのがとりあえずの結論でした。はい。

で、後日のお話。
樫の板脚のカーブを加工しておりました。時間がないのでベルトサンダーでデコボコを均していましたもりもり。でも、どうもスムーズにいかない。で、反鉋を取り出して削ってみる。ああ、この間研ぐの忘れてたなぁ。切れ味いまひとつ。逆目ばりばり。
で、思い出して取り出しましたスクレちゃん。「まあ、気晴らしにやってみるだけ」というつもりだったのですが、あらあら不思議、すいすいとデコボコが均されていきました。おまけに削り後は綺麗な鏡面(というのは言いすぎか。すいません。そこまでは行ってないです)。

なるほど楠やハンノキみたいなやわらかい木には不向きだけども、樫みたいな硬木には力を発揮するのね、あなた。ということでした。なかなか捻くれモンですが、ひょっとしたら頼りになる奴なのかもしれません。

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写真は、スクレちゃんがカーブを削ったデスクセットです。
(なに?カーブがデコボコだって?そりゃ写真の解像度を落としてあるからじゃ!本物はツルツルなのじゃ!)
このデスクセットについては、別項にまた書きます、ね。

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by morinoki8 | 2006-06-26 23:14
私達、沖縄の8つ工房の共同のお店”手づくり家具とインテリア mokumoku”

僕の「handicraft森の樹」のHPに先立つこと3ヶ月前にmokumokuのHPがスタートしました。開設後そろそろ1年です。

で、HPには開設と同時に「ゆんたく部屋」という掲示板(”ゆんたく”はお喋り、という意味のウチナーグチです)を併設していましたが、写真がUPできないのと、なかなかメンバー一同の筆不精のため最近開店休業状態でした。

で、一昨日、心機一転”ゆんたく部屋”を”mokumokuな日々”として、ブログに変更しました。
アベクラフト、まっくる屋工房、家具工房KAN、てづくり工房木つつき、WOOD WOORKS、
WOODYはる房、メンアットワーク、そしてhandicraft森の樹の各工房が日替わりで当番をしていますので、当番日記やら新商品紹介やら、工房便りやらを書き込んでいく予定です。

とはいっても、急に筆不精が直るかというとそんなことはない、という声もあり、そこはよんな~よんな~(ゆっくりゆっくり)とボチボチやりますので、気長にお付き合いくださいませ。

まだまだ、リンク等もこれからの作業ですが、「もりもり日記」「もりもり日記~doremiko版」とともに「mokumokuな日々」もよろしくお願い致します。

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by morinoki8 | 2006-06-18 19:19 | ゆかいな仲間

第三世界ショップ

仙台からの帰り、東京に寄って参りました。

20代後半の3年間を過ごした東京ですが、沖縄に移り住んでからは足が届かず、なんと10年ぶりでした。

東京駅から山手線に乗り、目黒で下車。うーん、ディテールはともかくほとんど変わっていないなぁ。大都会の中心部ではかえって目に見える変化は少ないのかもしれません。今住んでいる名護の北部の変わりようといったらひどいものですが・・・。

で、テクテクと歩き、古巣の第三世界ショップへ。

第三世界ショップは、日本におけるフェアトレードの草分け。僕は創生期にスタッフとして働きました。その後市民バンクの立ち上げ、WWB/ジャパンの立ち上げと、1日24時間×休日無しで働きました。単に仕事の効率が悪かっただけかもしれませんが、さすが20代、体力があったんでしょうね。

目黒と恵比寿のちょうど中間にある第三世界ショップの事務所は、住宅街の一角にあり、周辺はほとんど昔のまま。近所の中華料理屋さんと定食屋さんもありました。懐かしい。
でも第3世界ショップは、ずいぶんとおしゃれに変わっていました。

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昔からお店もあったのですがほとんど倉庫だったのに、今は写真のとおり。「Asante Sana Cafe」というきれいな喫茶店になっています。第3世界ショップが、海外の生産者から直輸入している無農薬の珈琲や紅茶、国内産の有機栽培の食材をつかった軽食を食べながら、フェアトレードに関する様々な情報に触れることができます。

フェアトレードそのものは、経済全体の中でみれば、ほんのわずかなものに過ぎないかもしれません。でも、加速度的に非対称化(グローバリゼーションというアメリカ一極化)が進む世の中の中で、人と人とが直接手を結んだ対称の関係がフェアトレードにはあります。例えば珈琲ひとつとっても、単に無農薬・有機栽培ということではなく、コーヒー豆の背後に広がっている生産者の生活や地域経済についても思いをめぐらすことが可能です。

現在のスタッフは、僕が退職した直後に加わったマネージャーの西村さんをはじめとして、皆初対面。若くて素敵な女性の皆さんでした。僕が退職前からいた古株(当時は新入社員)の日野さんは、現在出産休暇中(ご出産おめでとう!!お祝い贈るからね!)

そういえば、僕の退職の前後からほんとうに優秀な人たちがどんどん入ってきました。毎月送って頂いている情報誌を読むにつけ「ああ、あのタイミングで辞めてよかった。こんな優秀な人たちの前で先輩面なんてできねえもんな」って思っていました。もし今もいたら、アゴでこき使われていることでしょう。

そんなこんなを以前のままの姿かたちで登場した昔の仲間の河村君(現スタッフの中の最古参)と呑みながら話しました。これからも元気で頑張ってくだいさいな!
そうそう、ここ数年このフェアトレードの概念を拡大深化した「コミュニティトレード」の枠内で、僕のふくろうの時計や家具も扱ってもらっています。一度上のリンクから覗いてみて下さい。

東京では翌日もう一軒旧知の方を訪問したのですが、それはまた次回に。

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by morinoki8 | 2006-06-13 23:39 | ゆかいな仲間

アウエイ

仙台市は藤崎百貨店での「沖縄物産と観光展」。
木工は広いブースに、七工房が揃ったのはいいのですが、場所が端の端。途中から現場に参加した僕は、木工のブースを目指して行ったにもかかわらず、会場を2周ほど探しました。

というわけで、お客さんは流れて来ず(木工ブースが合った事自体知らないお客さんがたくさんんいたでしょう)、売上は惨々たる結果。致し方ありません。

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これは木工ブースの中の我らがmokumokuエリア。なかなかいい雰囲気だったのですが・・・。

さてさて、最終日の搬出大戦争が終了した後、先輩の木工家の皆様とともに打ち上げ残念会を開きました。アーケードから少し路地に入った「ほたる」というおでん屋さん。
50代のママさんがとってもかわいらしい方で、楽しく美味しい東北の地酒をいただきました。

終了後、のれんを出てからもママさんとの記念撮影及び島唄の合唱が続き、これはその一枚。

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着流し姿は北谷竹細工の津嘉山さん。三線1本で会場でもここでもモテモテです。
全員集合の写真は残念ながら超ピンボケ。

この津嘉山さんと、となりのブースに出展していた三線専門店の宮古工芸さんの手ほどきで、期間中ちょっと三線を触らせていただきました。
工工四(クンクンシー=三線の楽譜)の読み方も三線の引き方も、あれれ思ったより簡単ではないですか!「じゃあ、座卓が売れたらユシギの三線を一本買いますね!」と宮古工芸さんに宣言するも果たせず。とほほ。

というわけで、沖縄に戻った翌日、チャチャチャっとカンカラ三線を作りました。材料費2500円。製造時間2時間。でもあらあら不思議とってもいい音が出ます。練習を始めて昨日で1週間。
メキメキと上達中です!デビューは近い!!

で、何がアウエイなのか?危うく書くのを忘れる所でした。
仙台は牛タンが有名で、繁華街も夜の街も牛タン屋さんでいっぱい。でも、お値段も少々張りますので、僕の夕食はもっぱらラーメン。で、これが美味い!!、計4件ほど食べましたが、どの店も水準以上!。じっくり煮込んだ豚骨が贅沢な旨みを出していました。「仙台ラーメン」は要チェック。

そんな夜の食事をしていたある日のこと、店内ラジヲから流れてくるのは、楽天VS阪神のプロ野球交流戦。回は阪神の攻撃。「逆転のタイムリーヒット!!」との実況に、思わず「よっしゃ!」と声がでた生粋の阪神ファンの僕。一斉にこちらを振り向くほかのお客さんたち。しかも目には悪意の色が!しかも、その後もちらほら視線が突き刺さる。ちく!チクチクチク!

なんでかなぁ。こういうのに声を出すのは東北では品が悪いのかなぁ。でもそんな大声を出したわけではないしなぁ。と超鈍感な僕なのでした。

気がついたのは、ホテルに戻ってから。「あ!しまったアウエイだ!」。
そう仙台は、かの東北楽天イーグルスの本拠地でした。そりゃ睨まれるわいな。ははは。

というわけでまぬけなもりもりに愛の一票を
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by morinoki8 | 2006-06-11 19:23 | つれづれ

不調のため・・・

仙台~東京出稼ぎ出張から帰って早4日。
ブログが更新されていません。

慣れない出張のせいか、どうも調子が出ません。
今日も仕事はやることなすこと裏目に出て、いつもの倍の時間がかかってしまいました。

ブログもネタはたまるばかり。

仙台の話、東京の話、材料の木の話、新しい手道具の話、綱渡りの話(の続き)。
死にかけの子猫の保護の話、カンカラ三線の話、夜と女と毛沢東の話・・・。
湧き上がる妄想と夜と女と酒とギャンブルの話・・・・。

田舎モノがたまに都会に出ると無理があるのでせうか?
関西からの戻りの時は、そうでもなかったのですが・・・。

というわけで本調子はもうすぐ目の前(のはず)。
コメントいただいた方へのお返事も出来ていません。申し訳けありません。
もうちょびっとだけお待ちください。

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(これはご存知伊達政宗公。仙台で記念にパチリ)
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by morinoki8 | 2006-06-06 21:25 | つれづれ