handicraft森の樹の日常をなんとなく。木工のお話も。


by morinoki8
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<   2006年 05月 ( 12 )   > この月の画像一覧

仙台から

昨日から仙台に来ています。
「沖縄物産と観光展」。木工はスペースが大きいので、お誘いを受け、mokumokuとして参加しています。

仙台は大都市でありながら、美しく、のんびりとした素敵な街でした。人も和やかでやさしい。
すでに参加メンバーのおじさん達は、「仙台に移住しようか」なーんてお話しております。

というわけで、6/2日まで、出稼ぎです。

前回の「綱渡り」の話は、なんとかなったのですが、パート2を書く前にばたばたと旅立ったもので、また、気が向いたら書きますね。

というわけでまいどよろしくお願いします。

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by morinoki8 | 2006-05-29 22:42 | つれづれ

綱渡り!

お客様からのご注文の話です。
先日書いた、もりもり人形の振り子時計の納品先の手づくりパン屋さん。

パン屋さん「mokumokuにあるようなドアベルを木で作ってもらえないか?」
木工屋「うーん、できるかどうか、やってはみます・・・」

ちなみにmokumokuのドアベルは金属製。お客様がドアを開けるたびにカランカランと優しい音がします。

以前、リサイクルプラザ主催の木工教室で、ウッディ・ウインドチャイム(平たく言えば木の風鈴)講座の講師をしたことがあるので、まあなんとかなるかなって思ったのが甘かった。

で、まずは材料。
「拍子木は樫をもって最上となす」とものの本に書いてあったのを思い出し、樫を製材。
確かに拍子木としては、堅くて高いよく通る音が鳴る。でも、パン屋さんのドアベルにはちょっと音がきつい。試しに楠。楠は軟らかいので期待していなかったけど、これがけっこうホワっとしたいい音。んじゃ楠で作ろうかな。

ここまでは順調。こっからが大変。
1)5本の長さの違う角材を作り、音が響くように中心に12mmの穴を開ける。叩いてみる。おおいい音じゃ、いい音じゃ。
2)5本の鳴子(穴をあけた角材)を吊るす台を作る
3)5本の鳴子を叩くハンマー(これは樫で)を3種類作る。
4)5本の鳴子を正5角形の位置に吊るし、センターにハンマーを吊るして鳴らしてみる。

手で揺らすと、うんいい音。で、次にドアの動きをシミュレートしてみる。
ガコ・ボコ・ガボ。

全然鳴りません!!!どうする!!

で、
1)ハンマーの種類を変えてみる。
2)鳴る子の位置を変えてみる(正五角形から横一列までいろいろ)

いろいろ試したけど
ガコ・ガコ・ガコ、くらいまで。

よし分かった。
君がそのつもりなら、こちらにも考えがある。
鳴子を固定してハンマーだけを揺らそうぞ。やるまいか。やるまいぞ。

再び手で揺らしてみる。
カランカラン。素敵。

ドアの動き。
ガランガラン、ボコ。

はあ~~~。今日はここまで。時間切れ。
とはいっても、28日には仙台に出張。お客様の希望を満たすならあと2日。

明日中になんとかなるか、泣きが入るか、僕にもさっぱりわかりません。
こうして今日も綱渡りの木工屋というお話でした。

はあ~。また夢に見そう・・・。

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by morinoki8 | 2006-05-25 22:16

やんばるが熱い!

今日は宣伝です。

まずは、やんばる在住のの友人達が企画した上映会。

"ナミィと歌えば"

コピーに曰く「三線片手に生きてきた―八重山おばあの歌と旅の物語」
また別のコピーに曰く「強欲なばあさんです。何に強欲かって、生きることにです」

試写会での感想に曰く「超ローカルムービーだわ。いっぺんナミィおばあと飲んで、唄って、踊って、遊ばないとね。遊びはナミィの命のひとつやね。生きておれば遊べるさあー!」(今帰仁村 ハルサー)

てなお話です。皆でいそいそと見に行きましょう!!

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日時  6月10日(土曜日) 2:30 4:40 7:00 の3回上映
場所  名護労働福祉センターホール
前売り 1000円

チケットお問い合わせは
”ナミィと唄えば”やんばる上映実行委員会
 山本 090-7475-5266 まで

handicraft森の樹でも扱っています。メールでお問い合わせください。

もひとつ!やちむん彫刻と印度風景水彩画展
 ~カトウトシヒコ個展~


日時 5/27(土)~6/4(日)(5/29、5/30は休廊)
    11:00AM~6:00PM
場所 ギャラリーしゃし☆くまーる
    名護市源河オーシッタイ
お問い合わせ:0980-44-2868(カトウトシヒコ)

知るひとぞ知るトシチャンの個展!テラコッタ(粘土を焼いたシーサーのヨウナ彫刻)の印度の女神達が貴方を迎えてくれます。

会場のギャラリーしゃし☆くまーるは、昨年、一昨年と僕も仲間とグループ展を開いた場所。
やんばるの山深く、鳥のさえずりと美味しい珈琲をいただきながらゆったりとした時間が楽しめます。

忙しい日常を抜け出し、ちょっと変わったトシちゃんとその作品との出会いを楽しんでください。

というわけで、やんばるの愉快な仲間たちは元気一杯です。
僕も頑張らねば。わはは。

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by morinoki8 | 2006-05-22 19:59 | ゆかいな仲間

5月の新作

久々の木工のお話。

久々の新作。
振り子時計大集合。
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昔の柱時計の形の振り子時計は今までもたくさん作ってきましたが、今回はもう少しナチュラルなもの。

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きっかけはこのモリモリ人形の振り子時計。
お客様からの注文で作りました。
モリモリ人形時計に振り子がついただけの話ですが、けっこうかわいい。
振り子のムーブメントと板との間、ムーブメントを取り付ける文字盤の彫り込みの深さ、などなど、目に見えないところで四苦八苦。結局一度文字盤を全部作り直してやっとスムーズな振り子の動きが実現できました。

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こっちは、前々から作ろうと思っていたふくろうの振り子時計。
羽と尾がゆらゆらゆらゆらします。
かわいいでしょ?

こっちも左右の羽根のバランスをとるのが難しい。少しでもバランスが狂うと上手に動いてくれない。豆鉋片手に微調整を繰り返しながらやっと完成。

新作を作るきっかけで一番多いのは上にも書いたようにお客さんからの要望です。
木馬もアクセサリーツリーも森の樹つりーもキッチンスツールも杉のダイニングテーブルも、いろいろご注文を頂く中で、試行錯誤をしながら形になっていきました。

注文品をひとつ作るのは図面の計算から始まるので、それ自体は手間ですが、お客さんとの協同製作みたいで楽しい仕事です。その後に定番になるものもあるので、ありがたいことです。

どうかジャンジャンバリバリご注文ください。

はい。

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by morinoki8 | 2006-05-21 21:14

ろくでなし

えー京都の夜です。

5月6日(土)

「光泉洞寿み」の寿美さんと先斗町をぶらぶらしながらお散歩して、四条通りを南へ横切るあたりから小雨がはらはら。四条通りから北のネオンの煌きが四条を下がったとたん夜の闇。といってももちろんお店の看板やら街灯はありますが、でも四条を境にしてがらっと雰囲気が変わるのは昔から変わり無し。

で、行き着く先は、京都に来たら必ず寄る「jazz in ろくでなし」

僕の学生時代の後半はここが舞台。
ほんの10人ほどで満員になる小さな小さな(汚い)飲み屋。店名にあるとおり音楽はjazzをメインにブルースからロックまでいろいろかかっていますが、Jazz Barとは言い難し。場末の飲み屋じゃ。
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写真はマスターの横ちゃん。光の加減のせいかちょっと怖い?!
いえいえ、気のやさしいおもろいおっちゃんです。

僕はその昔、ここでバーテンのバイトをしておりました。
とはいえ、学生時代の主なテリトリーは左京区。銀閣寺やら、哲学の道やら、北白川やら、一乗寺やらあたりが活動範囲でした。交通機関はチャリンコ(っていってもロードレーサーよ)。

京都で一番の繁華街、三条~四条河原町、木屋町、先斗町、祇園あたりへ行くことはあってもたまにのこと。左京区でジャズ喫茶と名画座を往復する毎日を送っていた僕が「ろくでなし」のドアをあけたのは4回生の時。その頃習っていたフルートの先生が明石の自宅で小中学生の補習塾を始め、講師として週2階ほど京都~明石間を通っていました。JR阪急を乗り継いで四条河原町に着くのは夜の11頃。疲れきった僕は、「じゃあスコッチの一杯でも引っ掛けて帰ろうか(下宿の北白川まではもちろんチャリンコ。30分はかかります)」と駅近くの「ろくでなし」のドアを開けたのでした。

煙草の煙とくたびれた内装。かかっている音楽は、アルバートアイラーかコルトレーンか。不良学生の22歳の僕は、すぐに馴染んでしまいました。あーあ。

翌週の明石からの帰りにやっぱりドアを開けバーボンのダブルを一人で静かに飲んでいる僕に、マスターの横ちゃんが「ああああ、あの、ちょ、ちょっといい?あああ、あのね。ここ、ここで、ババイト、バイトしない?」って突然声を掛けて来ました。そう横ちゃんはどもるんです。

来店2回目の一見さんみたいな学生になんで声をかけるんだ、このおっさん?
でも、結局気がついたら、カウンターの中で酔っ払いの叔父さん達の麦酒を出している僕がいたのでした。

横ちゃんは当時から白髪頭で、おじいさんと思っていたら実はその時40歳。今は、見た目に実年齢が追いついてきました。そうそう、僕がバイトしていたの20年前なんです!お店でそういう話になって、自分で言って、モー吃驚。20年だってぇ。
その頃おじいさんだったと思っていた横ちゃんの歳を追い越している。はあ・・・。

でもでも、この「ろくでなし」。20年間、ほとんどそのままなのでした。なにも変わっていない。なので、この日その場で、やっぱりカウンターの中に入ってバイトしていてもなんの不思議もない感覚がします。余計に20年という歳月に驚きました。

歳をとりますなぁ。

というわけで、京都の夜は更けていくのでした。で、この後doremikoさんのお家にとっても迷惑をかけてしまいました。すんまへんです。

はぁ。やっと終りましたGW日記。長すぎたかな?

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by morinoki8 | 2006-05-19 19:58 | つれづれ

京都の午後

すいません。油断していたら、5月6日午前から午後の記事の間が5日間もあいてしまいました。

さてさて5月6日、関山氏に梅田まで送ってもらい、久々に阪急京都線へ。
4条烏丸駅でおりて徒歩で3条あたりまで。
目的地は、個展を開かせていただいた「光泉洞寿み」さん。
途中、四条から三条までこのあたりの町屋街は、いまはすっかり若者と観光客の街。昔はイノダ珈琲の本店がぽんとあって目立っていたけど、今はしゃれた喫茶店、レストラン、居酒屋、雑貨屋があちこち。古い町屋を上手に使った楽しい街です。

時間があったので、京都博物館の入り口あたりを冷やかしたり、ギンギンにとんがったデザインの工芸の常設店(名前を覚えるのを忘れました)を冷やかしたり(さすが京都、面白い品揃えでした)しながら、「寿み」さんへ
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写真は、携帯で撮った閉店後の店内です。
落ち着いていい雰囲気でしょう?
お昼の定食がとっても美味しいです。上のリンクを見て、ぜひ行ってみてください。

思えば4年も前に、よく「京都で個展をしたい」、などと思ったもんです。
今振り返ればひやひやもん。
小物はともかく、家具は、やっと形になりだした頃。冷や汗が出るような野暮ったいものもありました。

「光泉洞寿美」の共同オーナーでありおかみさんの寿美さんは、僕が生協の兄ちゃんをやっていたころの職場の昼食のまかないを作ってくれた素敵なお姉さん。共通の浅川マキ好きや、パンクロックのライブに一緒に行ったりして、僕の早々退職後もお付き合いがずっと続いています。
そうそう僕がWWBジャパンの仕事をしていた時には、経営相談にも来られました(その時だけは僕が先生!)

で、その気安さに甘えてGWのお店の休日に展示会を開かせていただきました。
doremikoさんのお母さん、京都在住の兄夫婦にもだいぶ助けてもらいました。
京都時代の友人や生協の組合員さん、たくさんたくさん来ていただいて、ヘタクソ木工家の作品展無事黒字でした。この場をかりて改めて御礼申し上げます。

で、寿美さんと、お店をあとにして、3条木屋町までテクテク。新しくできたという洒落たアイリッシュバーでデートしてきました。うふ。フォアグラなるものもちょっと食べたりして・・・。

で、その後は観光客でごった返す(昔はもっと静かだったけどなぁ・・・まあ、GW仕方がない)先斗町を歩いて、僕の昔のテリトリーの「四条木屋町下ル」界隈へ。

というわけで「怪しい夜の街」編はまた次回。

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by morinoki8 | 2006-05-17 19:58 | つれづれ
さてさてまだまだ続くGW日記

5月6日(土曜日)
今日は、doremikoさんの引率で、子供達は京都の従兄弟と奈良は若草山へハイキング。
僕は、1日一人でのフリータイムをいただきました。

で、朝から大阪に向かってGO!
mokumokuのメンバーであるメンアットワークの関山さんが谷町6丁目近くに新しく事務所を移転中で、その場所が「とってもナイスなので見に来てね」ということでお邪魔しに伺いました。

ところが思わず早くに着いてしまったので、待ち合わせ場所にある百貨店を小一時間ブラブラ。しかしインテリアも工芸品も見るべきものはなにも無し。がっかり。
こんな品揃えで商売になるんかいな?浪速の商人はどこへ行ったんや?!我らがmokumokuの方が数段上でっせ(ホンマ???)!ってな感じ。
先例主義となあなあ主義のなれの果てか。お役所仕事はなにも公務員だけではない。大企業も同じこと。というわけで、あきらめて書籍コーナーへ向かう途中のこと、

「おお!面白い!カッコイイ!」と目を奪われたのは、キッチン用品売り場にあったALESSIの一角。

いや僕、なにもデザインとかの勉強をしていないので、ほとんど知らなかったのですが、有名なブランドみたいですね(ハズカシイ・・・)。
でも、有名無名、大企業零細企業、そんなことは関係なく、ここは面白かった。

すべてが、シンプルで、機能的で、美しくて、そしてなおかつ遊び心いっぱい。どれをとってもひとつひとつオブジェとしても楽しめるモノたちだが、すべて実用品。
民芸運動でいう「用の美」、とはまた違うニュアンスで「用の美」。
その違いは、ひとつはターゲット(マーケットといってもいいか)。もうひとつは量産品ということ。
どちらがいい、という話ではない。でも工業デザインの面白さ、というのもやっぱりある。さすがイタリア、というべきか。ら・ヴぃあん・ろーぜ!(ってそれはフランス語だってば!)

で、そのコーナーに一部だけのこっていた結構立派なパンフレットをいただいて待ち合わせ場所に。

関山氏と無事落ち合い、地下鉄谷町6丁目駅近くの空堀町へ。

彼が入居するのは、取り壊し予定だった古い木造民家を若者達の試みの場所へと再生した「萌」「練」「惣」と名づけられた3軒の建物のうちの「萌」。
「萌」といってもその道の方達の集会所ではありません。自家製パスタのレストランや天然酵母のパン屋さん、多国籍アート雑貨のお店などなど。2階には、直木賞に名を残した直樹三十五記念館も。「うーん、ちょっと関山さんのキャラとは合わないなぁ・・・」などど心の底深くでこっそりとつぶやきながら、一緒に萌練惣の3軒を視察してきました。

建物として面白かったのは「練」。築100年を越えるということもさることながら普通の民家ではない。関山氏曰く「ナントカの工場だったそうですよ」とのこと。「ナントカ」が何かは忘れてしまいました。ごめんなさい。

このからほり町。町全体も大阪とは思えないほどのんびりゆったりしている。そういうゆったりとした生活が根付いている場所で、若手設計仕達が仕掛けたこの試み。なんとなくワクワクしてきます。
京都の3条界隈の町屋は、もう、すっかり若者の街として変貌を遂げてしまいましたが、そこは観光地。京都とは違う人の流れの中で、からほり町はまた別の展開があるのかもしれません。

関山さん!期待してまっせ!

というわけで、一緒に飯食ってお茶して、私は午後の京都へと向かいました。

まだ続くよ、GW日記。次回は5月6日PM編です。ははは。

見てね。
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by morinoki8 | 2006-05-12 23:07 | つれづれ
というわけで高野山です。

大和郡山を出たのがお昼前。寄り道もしたので高野山に到着は3時前。

なので、時間はやはりなく、大伽藍を駆け足で回り(建築様式はじっくり見たかった・・・)、金剛峰寺を外から参拝し(中も見たかった・・・)、お目当ての奥の院へ。

奥の院入り口である一の橋を渡るときはちょっとドキドキ。
杉、檜、そして松の巨木が聳え立つ森の墓所に足を踏み入れました。

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圧倒的な巨木を前にたたずむ僕。
木工屋の性として、樹を見るとすぐ板を思い浮かべるのが常ですが、聖域にある今回はそんな不遜な考えも浮かばず(いや、ちょびっとだけは・・・)、ただただ見上げておりました。
こんな巨木が数知れず。

一の橋のすぐ側には、奥州伊達家の墓碑。
今月末に仕事(沖縄物産展&木工展)で仙台に伺うので、まずは一礼。
道々、信玄、謙信。政宗、三成、秀吉、信長等々の戦国武将の墓碑。
それだけではなく、近世、近代の偉人、賢人の墓碑も。
法然上人、親鸞上人の墓碑まで。宗派を超えた圧倒的な包容力。

個人的には明智光秀の墓碑にお参り。光秀は、巷で云われるような単なる裏切り者でも、官僚でも、保守主義者でもない(と思っている)。
だいたい出自が不明。で、30過ぎまで無名のまま各地を放浪している。で、突然の登場と同時に歴史の中枢へ。とっても不思議な人物。
信長との関係も主従というよりは同盟者なのかな(あるいは同盟関係にある勢力の代理人)?。

まあ、それはいいとして、無名の庶民、在日の方々、戦没者の方々あるいは会社、の無数の墓碑がある。ちょっと悲しいのは、お墓の規模がやっぱり勝ち組(権力)の順。あるいはお金の順。
徳川家は別にも特別廟を持ちながら、養子に出された結城秀康でさえも秀吉の墓よりも大きい。次に信長。光秀の墓はひっそりと。
そういう現実が理解できない歳でもありませんが、来世の供養も力次第なのかな?

実は、若くして亡くなった友人の焼香に伺った折、その仏壇の中にお大師さんが一緒に座っているのを見て、つらい気持ちがずいぶん安らんだことがあります。
なので、僕の骨もこの高野山に埋めて欲しいなってなことを道すがらdoremikoさんと話していました。でも、墓碑にこのように差があるのならば、墓碑は必要なく、道を外れたちょっと静かなあたりに内緒でそっと散骨してもらったらいいのかな、なんて思いました。
まあ、まだそんなことを気にする歳ではありませんが、今回岡山でも奈良でもお墓参りをしてきたので、そんな話になりました。

で、いよいよ御廟橋を渡って、弘法大師が入定留身(つまりまだ生きておられる)された大師御廟へ。

ちょっと緊張しました。
不遜も不遜ですが、「やっとお会いしにやってくることができました」などという台詞が脳裏を掠めたりもして、姿勢を正して参拝して参りました。まあ、その辺の詳しい僕の心内はちょっと伏せておきます。

・・・・
GWなのでごったがえす観光客の中で、奥の院灯篭堂も含めて高野山のお寺が俗っぽかった(灯篭堂で電気掃除機はないんではないでしょうか?あと料金の一覧表をお堂の前面に貼るのも)のが残念でしたが、そんなことを云う僕自身も、車でチャチャチャって上って駆け足であちこち回っただけの観光客に過ぎず、まあ、そんな批判めいたことは、麓から自分の足で登って、いろいろなことをかみ締めてからにしましょう。

帰りは来た道と反対側の371号線から。表側の480号線が渋滞の中、こちらはスイスイ。それもそのはず、ほとんど一車線で、対向車とすれ違うのが困難。でも、空いてはいるのでゆっくりゆっくり川沿いの新緑を楽しみながら下りて行きました。

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また、機会をみつけてゆっくりと参拝したいと考えています。

翌6日は、大阪、京都と街へくりだすもりもり!
まだまだ続くGW日記!

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by morinoki8 | 2006-05-11 19:54 | つれづれ
5月5日(子供の日)

この日は朝から、叔父さん(doremikoさんの弟さん)が子供達を遊園地に連れて行ってくれました。ということで、我が夫婦は、ボーナスのフリータイム。デート、デート。

私、かねてからの念願である高野山詣を提案。
ところが「え~~。法隆寺でいいんじゃない?」
と、遠出を嫌うdoremikoさん。たしかに法隆寺は目と鼻の先。しかも法隆寺といえば、木工を生業とする人間にとっては聖地のひとつ(技術もデザインも、そしてそれを綿々と伝えてきた歴史もすべて人間業を超えている)。

でもでも、法隆寺は都合5,6回。木工を志してからも3回は訪れている。
高野山といえば、確かに車で2時間強の厳しい山道を走らなければならないけれども、一昨年、mokumokuの仲間である生駒市在住の関山氏に連れて行ったもらったきり。しかもその日は台風が直撃し、わずかに雲の合間をぬって金剛峰寺を参詣したのみ。一の橋から始まる墓所を通って奥の院、弘法大師御廟への参詣は叶わず。

むずがるdoremikoさんを、なにやら説得していざGO!

京都~奈良南部をつっきる国道24号線は、昔から渋滞で有名。大和郡山市からすぐそこの橿原までも、へたをすると1時間を越えることも(昔それで大きな失敗をしたことがあります)。
ところが新しくバイパスができたのでスイスイ。ものの15分で橿原へ。
で、橿原を抜け吉野への道の途中、道の駅でちょっと休憩。吉野杉、吉野檜の産地としても有名だけあって、美しい吉野杉の板が結構安く売られていました。

ブラブラとしてると「チョットイイデスカ?」と若い女性がアンケート云々。
真面目そうな人だったので、応えること数分。吉野町のの職員さんでした。
アンケートが終ると、「これはお礼です」と吉野杉のお箸を3膳いただきました。
ラッキー!

まあ、道中はそんな感じで、いろいろありましたが端折りまして、険しい山道を登り、憧れの高野山へ着きました。

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なんとこの時期に枝垂桜が満開!
「桜が見たい、桜が見たい」病だったdoremikoさんもご満足。
ね!来て良かったでせう?!

というわけで、やっとたどり着いた高野山ですが、中身のお話はまた明日。
(いつまで続くんだこの話???)


ランキング復活中(さすがにお休み中は、ひどいもんでした・・・)。
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by morinoki8 | 2006-05-10 22:45 | つれづれ
5月3日(水)憲法記念日

今日は朝から高速バスで奈良へ移動。さすがGW、高速道路も結構渋滞でした。
1時間近く遅れて、大阪は難波へ到着。JRを乗り継いで、大和小泉(大和郡山市)へ。

doremikoさんの実家に到着したのは3時過ぎ。
なんとなく、うどんなどを腹に入れて、義父の墓参り。
帰りに奈良県立森林公園を散歩した後買い物をして帰宅。

TVは巨人阪神。僕と同じ年の工藤にいいようにひねられて今日はがっかり。
おやすみなさい。

5月4日(木)
今日は、義父の7回忌。

法事では、読経のあとのご住職のご法話が、憲法改正・教育基本法改正に及び、一番上の叔父さんもそれに応えての熱論。ご住職は80歳。叔父さんは78歳。ともに身をもって戦争を体験されています。
「戦争でいいことはなにもない。それをちゃんと言わなければ」というお話で、子供達にとってはわけのわからないお話だったかもしれませんが、どこか記憶に残るはず。貴重なお話をありがとうございました。

その後、みなで会食。皆さんとても若い。年齢マイナス10歳くらい。一番上の叔父さんに至っては、70過ぎても山登りで全国を回り、情報収集はもっぱらネット。僕の何倍も活用されています。すごい。

解散後、近くの大きなお風呂(健康センター)へ。気持ちいい。
巨人阪神は、この節2度目のサヨナラ。ツイテルツイテル。

さてその後、doremikoさんの弟さんの事業の話に。
上の弟さんは、中堅企業の役員。下の弟さんはこの正月に独立開業。
で、下の弟さんの将来を踏まえた計画について皆でお話。
で、独立開業といっても長年の経験を踏まえての、のれん分けに近い形での独立なので、とっても堅実。僕のようなしがない木工屋とはお金の単位も違う。さすが実業(いや木工も実業ではあるのですが・・・。なんというか、いやはや・・・)。
上の弟さんも若くして役員を務めるだけあって、言葉が重い。
ちょっと肩身の狭い(言葉の軽い)木工屋でした・・・。とほほ。


さてさて、翌5日からはこれまでと趣が変わって、私あちこち飛び回ります。
今日は写真もありませんでしたが、(たぶん)明日の分は長文の予感。乞うご期待。

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by morinoki8 | 2006-05-08 22:43 | つれづれ