handicraft森の樹の日常をなんとなく。木工のお話も。


by morinoki8
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<   2006年 03月 ( 9 )   > この月の画像一覧

学校の先生

4月からの新学期を迎える前に、子供の通う小学校でも、先生達の異動がありました。
4年生と6年生、と長男の担任を2度受け持ってくれた先生も離任ということになり、
初めて、PTA主催の「離任式」なるものに出かけました。
(奥様は、PTAの役員をしているので毎年出席しています)

で、そのS先生、挨拶の時に案の定泣きっ放し。
会場からは「がんばれぇ」、「泣き虫ぃ!」との野次も飛ぶ。
用意してきた演説メモを見ながら、いろいろな思い出が脳裏を横切ってしまったよう。

もー最後までガチャガチャしたS先生でした。

このS先生。実は僕と同じ年。で、とっても一生懸命で、熱い!
放っておくと、夕日に向かって駆け出してしまいそう(笑)。

で、気がつけば先生のペースで親たちが巻き込まれ、なんやかんやと
引っ張り出されることに。船で海釣りにいったり、親子でバーベキューをしたり。
子供達も先生が大好きで、「また、S先生が担任だといいねぇ」と話していました。

そして、6年の時に再度担任に。
親も子供も先生自身も喜んでいたのもつかの間、落とし穴が。
2年が経ち、女の子達は思春期を迎え、男の子も少しは難しくなっている。
先生はベテランだからもちろん先刻承知なのでしょうが、4年生の時のイメージが
強いので、ギャップが生じてしまったみたい。

もちろん、親からは見えないところで、
教室の現場で子供達と先生との様々な葛藤がいろいろあったのでしょう。
で、はたから見てて、「どーも先生空回りしてるな」って感じているうちに、
当の息子君が登校拒否。

「S先生の顔を見たくない」と泣きながら訴えてきた。
「おー休め休め」
と、その時は、こちらの仕事の現場に一日連れて行き、まあ、大人の世界も
いろいろ見せて落ち着かせることで、翌日には登校することに。

で、歳も押し迫るクリスマス前。学校もあと2.3日で冬休みの前の日曜日。
また、「もう、学校へ行かない」と再度涙の訴え。
詳しく聞けば、「そりゃ先生が悪い!よし、とーちゃんが直接話してくる!」

その前しばらくからの子供の話を聞いていて、クラスに難しい問題があり、
先生自身がいっぱいいっぱいで、限界に近いところでがんばっているのは
見えてはいました。しかも、学期末のムチャクチャ忙しい時期。
ここで乗り込んで、一歩間違えてしまえば感情的になって大事になるかもしれない、
という危惧はあったのですが、「うん、それでも行った方がいいな」という
妙な確信だけを頼りに、文句を言いに乗り込んでいきました。

結果は、先生が受け入れてくれ、子供達も休日の学校に呼び出して話し合い、
とりあえず円満解決。
「こんな時にこんな話を直接持ち込んで、すいませんでしたね」と謝る僕に
「いやークリスマスプレゼントみたいなもんでしたよ。
言ってくれて僕の方が助かりました」
と応えてくれました。

離任式の挨拶の中では、涙のせいで、結局その話はされなかったのですが、
「あの話をぜひ、後輩の先生に伝えたい。なんで問題が解決できたのか?
単に信頼関係というと、それはちょっと違うし、難しいんだけど」
と言ってくれました。

僕が思うに、先生、子供達、親でいろいろ遊んできた中で気心が知れていた、
というベースがあったのは確かですが、あの時のことは「間合い」ではないかと。
それ以上は言葉にするのはちょっと難しい。

長々となりすぎですが、このS先生との出会いは、
子供達にとっても親の僕自身にとっても貴重でした。

小学校の先生は、だいたい皆一生懸命やってくれていますが、
何もしないことを身上としているのではないか、
という先生にも時には出会ってしまいます。
「問題を起さないこと」「ややこしいことをしないこと」「責任を負わないこと」。

中学校だと、さらに自己保身だけの先生にも出会ってしまいます。
そうすると、子供達はどんどんしらけてしまう。
他人との関係も希薄になる。軽くなる。
結果として、似た人間を再生産しているのではないか、とも思います。

そういう中で、このS先生みたいにガチャガチャ、ガチャガチャと暴れまわる先生に
出会えたこと。それ自体が貴重な気がします。

今後は、たぶん友人としてずっと付き合いが続くのでしょうが、
これからもよろしくお願いしますね!

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by morinoki8 | 2006-03-31 19:40 | ゆかいな仲間

くじら!

doremiko版にもあるように先週末、ホエールウオッチングに行って参りました。

ここ数年の念願でありつつ、この時期お金も時間も余裕がなく、
やっとここに来てくじらさんに会うことができました。
くじらさんは子供を生んだ直後ということで、派手な動きはなく、
生まれたての小さなイルカのような赤ちゃんといっしょに泳いでました。

で、大きい。優雅。

2.3年前、ものすごいリアルな夢を見たことがあります。

サバニ(沖縄の昔ながらの木製の漁船)のような小さな船に乗っている僕の
目の前10mくらいのとことで、
ゆったりと弧を描きながら水中に入っていく巨大な尾びれ。

その映像にほぼ近い形(30mくらいは離れていたかな)を見ることもできました。
それはとっても感動しました。
でもしかし、同時に心にしこりも残してしまいました。

十艘あまりの中型船(30人乗りくらい)が、鯨を追っかけ回すわけです。
それぞれ、旅行代理店やら、ダイビングショップが主催する
ホエールウオッチングツアー。

鯨はさぞかし迷惑でしょう(産後の親子!)。

それぞれの主催者も仕事だし、お客さんを満足させようとがんばっていることもわかります。
でも、鯨の優雅さに比べて我々人間の貧しいこと。ちっとも優雅ではない。
いい場所を確保するために、ほかの船の前に強引に割り込んでくる船さえ・・・。

と他人事のように書いてしまいましたが、自分もその船に乗っているわけで、
つまりは僕も貧しい。

以上のような批判はもちろん昔からあり、渡嘉敷村などが主催している
手作りのツアーでは、小型船で、ゆっくりと鯨に近づいていくという、
できるだけ鯨に負担をかけないように努力している試みもあることも知っていて、
しかし、そちらは1泊2日、という時間とお金の余裕がこちらにはなく、
ついつい手軽な那覇発の業者のツアーに参加しておいて、なにをかいわんや、
ということでしょう。

自分自身の問題として大反省でした。
やんばるのお手軽なエコツアーにも批判的でもあるならば、
やはり、「お手軽」は、慎まなければならない。
それくらいは、今後自分に課そうと思います。

まあ、反省大会はこれくらいにして、子供たちはいい経験をしたのではないかと
思います(鯨さん、ごめんなさい)
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いつも家の中で不機嫌そうにノソノソしている我が息子君。
なんかちょっとカッコいいぞ!

で、このあと「沖展」に行って、帰りに名護湾で夕日見物
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ちょっと夕日をバックに家族を演出。珊瑚(のかけら)投げ大会。

「沖展」のこともまた書きますね。

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by morinoki8 | 2006-03-27 19:16 | つれづれ

パッヘルベルのカノン

なんとしたことか、いきなり中2の息子が、ピアノに向かい
昔懐かしいパッヘルベルのカノンを引き出した(ただし、最初の4小節のみ)。

彼の日頃聴く音楽は、沖縄ヒップホップをはじめとした、いかにも今の若者音楽。
学校の友達情報で仕入れた音楽と、TVで流れる音楽しか興味ないヤツ。

ポップスだろうが、レゲエだろうが、ジャズだろうが、ブルースだろうが、
とにかく親が聴いている音楽にはまったく興味を示さない。
要は音楽そのものではなく、仕入れのルート(友達またはTV)。

そういえばこんなことも言いよった。
「とうちゃんは、中学の頃、どんなCDを買ってた?」
「CDはなくてLPだけどな。モーツァルトとか、クラシックやな」
(吹奏楽部だったのでクラシック少年だったのだ!)
「ええっ!そんなもん買う人間がいるの?」
「★☆○×△☆!!!!」
(しばらく言葉が出なくてアワワワとなる、とうちゃん)

情けない。そのセリフ。昔(僕が子供のとき)も聞いたことがあるけど、
マスコミが垂れ流す商売情報だけがすべて、という価値基準・・・。

うーん、こんなことを書きたかったんではないな。

そう、パッヘルベルのカノン。
心休まる名曲。

でも、いつのまにか、戸川純の「蟲の女」にしか聞こえないし、口ずさめない。
(なぜ?っていう説明は省きますね。ちょっとマニアックだし。
戸川純ってみんな知ってるかなぁ?)

思えば、学生時代。戸川純をはじめとしたニューウェーブは凄かった。
あの時、次々と新しい音が生まれてた。

ゼルダ(さちほさん!)やローザ・ルクセンブルク(沖縄は関係が深いな・・・)、
ハルメンズ、パパイヤパラノイヤ・・・

で、息子のカノンとは別に、たまたまテープを整理していたら、出てきたのが
戸川純のテープ。カーステで聴きながら、過ぎ去りし年月の長さを感じると同時に
タイムスリップもして、一緒に「ワタシハぁ、ムシノオンナァ!」って絶叫する僕。

で、その時の攻撃的な気分もちょっと取り戻せました。
「ああ、俺は今、なにをしてんだっ!」って。
ノスタルジーに浸る歳でもなし、若返れてよかった。

今の音楽つまんないんだもんな。
アーティスト側の問題なのか、こちら側の問題なのか、それはわかんないけど。
全部子供向け、って感じ。音楽的にもノウハウとマーケティングだけみたいだし。

そうそうわが息子さん、パッヘルベルのカノンはやっぱり難易度が高かったみたいで、
(当たり前じゃ!)
今は、スコット・ジョプリンのエンターティナーに挑戦中。こっちも懐かしい。
久々に親子の楽しい会話も弾みます(?!)

まあ、おとうちゃんも、まだしばらくはとんがってみようかなって、
一連の音楽を聴いて思いました。

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PS.そうそう。戸川純のテープの余りに入っていた(22歳の僕が録音してた)のが、
爆風スランプの「ちゃんちゃらおかぴー音頭」!
何度聴いても笑えます。今度宴会で歌おっと!!
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by morinoki8 | 2006-03-23 19:58 | つれづれ
さてさて、間があいてしまいましたが、
その暴風の中、沖縄市のプラザハウスで開催中の
「沖縄市工芸フェア」に行ってまいりました。

道中の写真はありません。運転で精一杯です。
ただでさえ、すべる沖縄の道路。
マイ軽トラ・フェラーリ号は雨にも風にもふらりふらり。
ほとんど荒川静香か、みたいな感じですべります。一所懸命運転します。

で、無事到着。

いやー面白かった!!!工芸フェア!!
いつも出展する側なのですが、
今回はどうしても作品が作れ切れず、不義理をしてパスしました。
ところが、客として行くと、工芸フェアとはこんなに楽しいものなのか!
って、もーあちこちウロウロ、きょろきょろ。

サボって大正解(って実行委員様すんません)!

自分が出展していると、やっぱり売上が気になってしまっていて、
他の方のブースを見て回っても、ちゃんと見てなかったんだな、って分かりました。
今回、純粋に(ひやかし)客としてみると、いろいろ、面白いものがたくさん。

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写真は、ヤンバル同士、お付き合いのある大先輩の泥仏窯さん作「シーサーの醤油さし」。
ハクション大魔王ではありません。
前から、見ていたのですが、あまりにかわいいので
「これ欲しいぃ!買って買ってぇ」とダダをこねたのですが、
あいにく自分一人だし、財布も軽いので、口頭で予約のみ
(今度、窯まで必ず買いに行きます!)。トホホ。

しっくいシーサーをつくっている若い人のブースも楽しい。
もちろん、みんななかよしの、木工屋さんのブースも、今回はまた新鮮。
いや、まあ、視点が変わるとこうまで見えるものが変わるのか、というお話。

で、その3につづく(その3は、この工芸フェアで考察した我が師匠の作風について・・・?)

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by morinoki8 | 2006-03-20 19:49
12日の日曜日。家族と離れただ一人、月夜の海に石を投げに・・・
いやいや、首里とコザへ、工芸の勉強と目の保養に行ってまいりました。

まずは、その一。
県立博物館の閉館記念イベント「柳宗悦の民藝と巨匠たち展」

現県立博物館は首里城のとなりにありますが、
新都心の新博物館に移転するため閉館します。その記念イベント。

木工では、あの黒田辰秋の作品も展示されるということで、
同じmokumokuのメンバーでもあるNAK師からの
情報で、最終日ぎりぎり滑り込みセーフで見てまいりました。

河井寛次郎、濱田庄司、芹沢啓介、バーナード・リーチ、そして黒田辰秋に棟方志功。
綺羅星のような名前が連なるわけですが、
どうも、最近僕の周辺というか、雰囲気としては、この民芸運動、評判が芳しくない、みたい。

僕自身は、柳宗悦や民芸運動について、
ここで評することができるほどの素養は今はないのですが、
民芸運動の功罪、成し遂げたものとその限界、あるいは思想的な限界、個人的な限界、
それはもちろんあるのでしょう。

でも、それぞれの個性と出会い、そして時代を切り開いたエネルギー、
そのリアルタイムの幸運だけはしっかりと掴んでおきたい、と思います。

工芸の分野で、当時の「民芸運動」を超えるもの(思想的にも、情熱的にも)が、
いまだに誕生していない(デザインの分野では少しあるか??)、ことはおいておくとしても、
自分(達)に、こうした出会いの幸運があるのか、否か?
僕達の仕事の可能性の中心は、どうやらそこらへんだろう、と思います。

言葉遊びの上ではなく、生身の人間(とその仕事)との出会い。

棟方志功の巨大な版画を見ながらそんなことを思いました。

その余韻に浸りつつ、嵐のような風雨の中、
「沖縄市工芸フェア」を開催中のコザへ軽トラを走らせました(その二へつづく)

まあ、そういうことで
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by morinoki8 | 2006-03-16 22:24

ラリホーらりらりほ~

いや~、ご無沙汰しています。
日曜日からネタがたくさんあって書こう書こうとしてはいたのですが、
なかなか、忙しくて書けない内に、
昨日は、とうとうラリラリホーのトリップしてしまいました!!

いやいや決して、法律に触れるような危ないことはしていません。
はたまた「合法ドラッグ」なるものに手を出したわけでもありません。
昨日も真面目にお仕事に励んでおりました。

ALLクスノキで、重厚なダイニングテーブルセットを作ろう!
と、朝からずっとずっと、板の木取りと荒削りを行っておりました。
荒削りが終ったら、またしばらくの間(2週間~1ヶ月~それ以上)材料を寝かせておきます。

で、気がついたら、工房に堆く積まれたクスノキのカンナ屑。
このときもしお客さんが来られたら、工房に充満する樟脳の匂いに卒倒したかも・・・。

「さて、6時も近いし、もう少しつづけるかな?もう片付けようかな?」
なんて考えていた頃から、どうもトリップは始まっていたらしい。
で、どうも頭が変(おまへのあたまはゐつもへんだ!って言わないでくださいね)。
なんか夢をみているような感じ。ちょっとくらくらするし。

ん?とうとうおかしくなったのかな?僕の脳みそ?
えっとお、あかさたなはまやらわ、ん。うん、言える言える。
48+67は?んー115! 
2×2×2×2×2×2×2×2×2×2×2は? 2048!
ん、大丈夫かな。壊れてはないみたい。

でもやっぱりなんか変。
いっぱい夢を見てる。でも、意識ははっきりしてるし、白昼夢でもなし。

そう、直前の記憶が次々と捏造されている感じ。
強烈な夢を見て目覚めた時の夢の記憶のフラッシュバックのような。
次から次へと記憶と映像が蘇るが確かな感覚として掴む前に、あやふやと消えていく・・・。
そしてまた、別の新たな直前の記憶が・・・。

なんじゃこりゃ!おれはラリっているのか???

ああーわけわからん。楠の匂いに酔ったのか?
とにかく片付けてお茶を飲んで、新鮮な空気を吸おう!
って掃除を始めたが、その最中もどうも夢見心地。

でも、とりあえずの現実感は喪失していないし、
呂律も回っていて、帰宅してネットで検索。

ありました。

樟脳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

d-カンファー構造式樟脳(しょうのう)とは分子式C10H16Oで表される二環性モノテルペンケトンの一種。 IUPAC命名法による名前は1,7,7-トリメチルビシクロ[2.2.1]ヘプタン-2-オンである。 カンフルあるいはカンファーと呼ばれることもある。
(中略)
樟脳は融点180℃、沸点208℃の白色半透明のロウ状の昇華性結晶であり、強い刺すような香りを持つ。 クスノキの精油の主成分であり、他にも各種の精油から見出されている。
(中略)
血行促進作用や鎮痛作用、消炎作用などがあるために主に外用医薬品の成分として使用されている。 かつては強心剤としても使用されていたため、現在でも駄目になりかけた物事を復活させるために使用される手段を比喩的にカンフル剤と呼んでいる。 その他にも香料の成分としても使用されている。 また人形や衣服の防虫剤、また防腐剤、花火の添加剤としても使用されている。 樟脳は皮膚から容易に吸収され、そのときにメンソールと同じようなスーッとする感じをもたらし、わずかに局部麻酔のような働きがある。しかし、飲み込んだ場合には有毒であり、発作、精神錯乱、炎症および神経と筋肉の障害の原因になりうる。
(後略)

うーん。なるほど。樟脳は知ってたけど、=カンフルとは知らなんだわ。
ひょっとして、最後の行にある「精神錯乱」に至ったのか?
まあ、防塵マスクはずっとしていたし、液体で飲んだわけではないので、
悪酔い程度なんだろうな。

とまあ、しばらくして頭も次第にクリアになってはいきましたし、
夜寝てからも悪夢にうなされることもなかったので、
ひょっとしたら単なる疲れかも知れず、
なにもかも楠のせいにするのはいかがなものかとも思いますが、
まあ、正直らりっちゃたってお話。

木工屋の皆様、ご注意ください。くれぐれも換気は充分に。

というわけで、また。
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by morinoki8 | 2006-03-15 20:05

とぎとぎ

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3月8日夜に

(刃物の研ぎのお話ですが、今日は、1日お店のHPを更新したり、
確定申告の最後の計算(って計算はエクセルがしてくれるので、その入力)やら、
夜の軽トラック長距離運転(沖縄の道路は雨で滑る滑る)やらでもう、酔っ払って
お休みします。
すいません。また明日。)

ってアップしたら、もーtomiさんとNAKさんのせっかちなこと!
本文の前にコメントを入れてっくださった。
時間軸が逆転したのは、特殊相対性理論のなせる技か、はたまた色即是空、空即是色。
ちょっと待ってくださいな。

とにかく、くまのプーさんを見てはいけません。
デジカメの写真、もともとそれほど解像度を上げているわけではないけど、
やっぱりオンライン上では、写真がデカすぎる!
だいたい鑿の柄にこびりついている
パテ(傷や失敗の穴埋めをするもの・・・しくしく)は、
肉眼ではわかりまへんがな。
今日慌てて、実物を確認したら、そりゃ付いてましたよ。

写真を撮るなら、前の晩にシャンプー&リンスをして、
着るものをコーディネートして・・・、てな感じで準備せなあかんのに、ねえ。
クマのプーさんだって、あとから気がついたのに、もーNAKさんてば、仕事が細かい!!

というわけで、この話は一度おしまい!
ちぇっ、折角、刃物と研ぎについて、格調高いお話を書こうと思っていたのに!
プーさんで、終ってしまったワイ(笑)。わはははは。

(また、ちゃんと書きますね。tomiさん、NAKさん、どうもありがとうございます。
次もまた、よろしくお願いいたしますね!)

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by morinoki8 | 2006-03-07 21:27

我褒め・・・

3月3日のダイニングテーブル納品の日、
下記のjinjinさん蛍釜があるのは大宜味村の北端、
ということで、あちこち足を伸ばしてきました。

まずは国頭村森林組合。
1月に仕入れたクスノキと琉球松とオイルの支払いに行ってまいりました。
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ふと見るとうずたかく野積みされている板が・・・
思わず近寄ってチェック!
やんばるの森の大部分を占めるイタジイ(植物学的にはスダジイ。
西日本にもあります。沖縄ではイタジイが通称。)の厚み3cmの板。

イタジイは僕は好きな材(仕上りが上品できれい)ですが、
一般的には、割れが入る、陥没がある、反る、(生木には)虫が入る、
と、まあ、とても評判のいい材ではありません。

ちゃんと乾燥させて、使えるところを丁寧に使えばいいのですが、
手間隙かかりすぎてコストが合わない、ということなのでしょう。

で、3cmの板?なんで3cm?それはひねるぞぉ!フローリング材に加工するのかな?
???、まあ、なにかに使うのでしょう。とりあえず、チップにならなくて良かった。

で帰りにはお昼ご飯に、国頭村の沖縄そばのお店「やまびこ」さんへ。
「やまびこ」さんは、実は私の作品が納品されています。
お店は奥様が経営されているのでが、旦那さんの趣味が錦鯉。
お店の裏には大きな人工池に無数の錦鯉が悠々と泳いでいます。

で、4年近く前、ご注文を受けたのは、
木彫りの鯉が泳いでいる時計を作って欲しい、とのことでした。
僕は、彫りが専門ではないので、
とりあえず「いえ、彫りは彫りで素晴らしい方がいらっしゃるので、
そちらにご依頼ください」と辞退したのですが、
「ううん、あのふくろうの時計の感じが気にいったのだから、お願いします。
と、ありがたいお言葉をいただき、
木彫りの専門の先輩方を差し置き、作らせていただきました。

で、久々に(2年半ぶりくらいかな)お店によって、
「おおっ、これほんまに作ったんかあ。我ながらエライエライ」と声に出したのでした。

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お次は鯉のアップ

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ちょっと目がマンガチックかな。反省。
鑿や彫刻刃のとっても使いにくいセンダンを使っています。
今なら絶対にしませんが、その時は、材料の関係と、
そして木目が錦鯉っぽさを出せるかな?
って使いました。

多少、機械も使っていますが、基本的に手彫りです。
で、今考えるととっても安く作った。
うーん、今だったら○・・円だなあ・・・。でも、しんどいなぁ。できるかなぁ。

てな感じです。
昔の自分の仕事を見るのは基本的にとってもつらいのですが、
今回は少し自分を褒めました。
我褒めのもりもり、とも言われております。

ということで、鯉の時計がなかなかよい、という方がいましたら
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by morinoki8 | 2006-03-06 19:03

ダイニングテーブル

昨年の夏、やんばるの森の中の「ギャラリーしゃし☆くまーる」にて、
一緒に3人展を主催した蛍窯のjinjinさんご夫妻よりご注文いただいていたダイニングテーブルの納品に、今日は行って参りました。

まずは、実物写真をば。
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いかがですか?

直線を基調にとってもシンプルなデザインのこのテーブル。
でも実は、けっこう難しかったんです。

jinjinさんご夫妻からは、
1)長さが2m以上欲しい。
2)天板と足とが独立したもの。固定しないで、分解できるように。
3)足は板足がいいなあ

というご要望がありました。

1)の2mというのは、製材所の時点で、だいたい2mが通常の板の長さ、それ以上3mや4mのものもありますが、特別仕様(数も少ないし、値段も高い・・・)。
木口(材の両端)はどうしても割れや傷みがあるので、2mの材からは、よくて180cmがぎりぎり取れる所。今回はたまたま、2m20cm強のセンダンがあったので、ぎりぎり2mに。
それで、長さが長いと、こんどは板の平面をとるのがまた一苦労。
でも素直な材だったので、これもぎりぎりセーフ。
(真中に一枚挟んで、両側は同じ丸太の兄弟の板で、きれいにブックマッチができました。)

2)3)うーん。厚みの充分の一枚板ならばその方が便利だし、
強度も反りに関しても大丈夫だけど、今回は薄い板の3枚接ぎだしなあ、、、
反り止めは必要だよなぁ。難しいなぁ・・・。
ということで、結局、反り止めの「吸い付き蟻残」を入れた上で、板足を固定する桟にコマで止めるという方式をとりました。
この方式に至るまで頭の中は、2転3転、「あーでもない、こーでもない」と悩みました。

・・・というようなことを出来たのも、こうやって書かせてもらえるのも、親しい人からのご注文だからこそ。

販売する作品は、ついつい、やりやすい寸法、手馴れた加工法をとりますし、
オーダーメイドでは、お客さんの要望はもちろんお聞きしますが、
失敗が怖いので、もう少し、自分のやりやすい方法をお奨めしたりします。

今回は、お互いに工芸をなりわいにしているjinjinさんからのご注文ということで、
こうやって、思い切って自分にとって難しいことに挑戦でき、
自分のデザインや加工方法、そして技術についていろいろ気付くことができました。
2)3)の条件をクリアする新しい方法も、また新しく見つかりました(それはまだ、頭の中に、ですが・・・)。
jinjinさん、どうもありがとうございました。

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で、早速、そのテーブルを囲んでお茶をいただきながら、いろいろお話をしてきました。

みな、ちょっと難しい顔をしているのは、
我々が背負って立つ(???)日本の工芸の未来についての議論をしているためです。
決してホリエモン・メールの真偽を確かめているわけではありません。
(両方とも大嘘。単にシャッターのタイミングです。議題は飲み会の相談かな?)

そんなこんなの今日は、他にもお話が盛り沢山。
また、書きます。
とりあえず、
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by morinoki8 | 2006-03-03 19:35