handicraft森の樹の日常をなんとなく。木工のお話も。


by morinoki8
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カテゴリ:木の時計( 5 )

木彫りの魚時計

沖縄といえば、サンゴの海、黒潮。
ザトウクジラ、イルカ、ジンベイザメ、マンタ、カツオ、マグロ、海亀・・・・

こちらメジャー級の動物たちは、すでに多くの木工家が手がけている。

近海では、ガーラ(ヒラアジ)、ミーバイ(ハタ)、イラブチャー(ブダイ)、タマン(ハマフエフキダイ)
県魚のグルクン(タカサゴ)、チン(ミナミクロダイ)、エトセトラエトセトラ。

これもないことはなけれども、作品としてはマイナーかな?

でも他の作家さんのこうした海の生き物の時計は、どれもだいたい平面作品。
じゃあ、手彫りでちょっとリアルなものを作ってみようと思い立ったのが吉日。
すぐに制作しました。

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まずは、ガーラ。猛スピードで泳ぐ高級魚。でもちょっとお腹が出ちゃった。子持ちのガーラ。

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こちらはミーバイ。1mを超える巨大なものから、20cm程度の小さなイシミーバイまで、いろいろな種類がいます。分厚い唇のおっさん顔が愉快。こちらはもっと太らせたかった。もっと立体感が欲しい魚。

というわけで、「やんばるの産業まつり」に出展し、私のブースの様子がTVニュースに写ったらしく、「テレビで見て、買いに来た」という年配のお客様。即決でミーバイをお買い上げ。
たぶん、釣キチなんでしょうね。ありがとうございました。

今後、よりリアルなデザインで、新しい魚にもチャレンジしていきたいと思っています。
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by morinoki8 | 2011-10-13 12:45 | 木の時計

ゲゲゲの下手物

下手物といっても工芸の世界でいう上手物(美術的高級品)、下手物(日常使いの民芸品)という下手物ではありません。まあ、その下手物でもありはするのですが、普通に使う片仮名のゲテモノ。

なんの話かと言うと、これ。

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なんじゃいこりゃ!てな写真ですが、毎年秋恒例のウッディフェア・コンペの出品作品。
昨年は仕上げに手が廻らず、惜しくも3等賞だったけれども我ながらの力作。そう、「ダチョウのライト」、覚えていただいていますでしょうか?

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うん、美しい(惚れ惚れ)

今年のテーマは「楽」。
出品要項には「楽しい」と「楽ちん(便利)」の両方を兼ねているような趣旨が。
うーん、まあ「楽ちん」の方に重点を置くとだいたい似たようなモノが集まるだろうから、これは「楽しい」をメインに作るべきだろうな・・・。というわけで、最初に考えたのは”針の筵”よろしく”トゲトゲの椅子”。トゲトゲでもでも座りごこちは抜群、題して「痛くな(椅子)いッス」であったのだが、これはメカニズムが難しすぎて、制作が軽く1週間を超えてしまう。とてもじゃないけどそんな余裕はなし。

お次のアイディアは、おしゃれなチェス&コーヒーテーブルセット。2WAYでチェステーブルにもコーヒーテーブルにもワンタッチで早代わり。こちらもテーブルと椅子2つのセット、おまけにチェスの盤と駒も木で作るとなるとやはり1週間はかかる。注文の納期は次々と迫る。どないすんねん!

てなわけで第3案の「島ぞうりの腰掛」に決定!
ウチナンチュー(沖縄県人)は島ぞうり(=ビーチサンダル)が大好き。街に行くにも島ぞうり。飛行機に乗るのも島ぞうり、という強者も。特にコザ(現沖縄市)あたりは島ぞうり愛好家がたくさん。「島ぞうりはコザンチュの魂だ!」という文化人もちらほら。
ならば、椅子が島ぞうりを履いてもよかろうじゃないか?!家の中に島ぞうりがあってもよかろうじゃないか?!てなわけである。

で、ひとりクスクス笑いながら制作したのだけれども、出来上がってみると、あれれ、これではゲゲゲの鬼太郎ではありませんか!名前は「島ぞうり小僧」。・・・・・・・・夜のコザは中の町(飲み屋街)を独りほろ酔い加減で歩いていると、ん?なんだ?どうも先ほどから、ぺたん・・・・、ぺたん・・・、と音がする。なんだろうと後ろを振り向いてみると・・・・・・・・・・・。キャー!!

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でもでもおかしいなぁ?もっと可愛くなるはずだったんだけどなぁ・・・と嘆いてみても後の祭り。本気で出品のキャンセルを考えましたが、ドタキャンは社会人としてあるまじきこと。辱を偲んで出品いたしました。

結果は?それがなんと準グランプリ!!「内閣府沖縄総合事務局長賞」てなことに(コンペ事務局によると県知事賞とこちらは同列グランプリとのことですが・・・。まあ、2番手でしょう)。

あらあらまあまあ、世の中なにがウケるのかよく分かりません。デジカメを息子に貸しっぱなしでしたので、ちゃんとした写真がなく、出来上がったときに携帯で撮ったものですから、本当はもっとかわいらしいのよん(ハート)、といってみても説得力ないか?

しかし、審査員の皆さん、こんなものに賞を与えていいのですかいな?
(あちきは賞金もらえるからいいんでげすがね・・・うげげげげ・・・・(下品に笑))
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by morinoki8 | 2009-10-19 18:23 | 木の時計
ハリーポッタ―といえばふくろう。
第1巻の「賢者の石」の時から魔法界の使いとして飛び回っています。

そのころから、「ああ、フクロウ時計ね。ハリーポッタ―のファンにも売れるんじゃないの?」とお客様から声を掛けてもらっていました。
特にそれでどうのこうのということはありませんでしたが、知らない間にハリポタファンが買ってくださったこともあったのかな、と思っています。

この夏、最終巻の「死の秘法」が発売されました。
その8月頃、日本出版販売株式会社からメールが届きました。
「最終巻」発売を記念して景品として森の樹のふくろう時計を扱いたい。
秋の納品は可能か、ということでした。

見積り後、はっきりとしないまま詳細を知ることもなく、10月に再度連絡があり制作が決まりました。その時にいろいろ確認したところ、キャンペーンの募集期間自体はすでに終っていたのでした・・・。先に分かっていれば・・・。


「日本出版販売株式会社(ハリー・ポッターシリーズ最終巻「ハリー・ポッターと死の秘宝」(静山社)発売に向けて、「harry up!!(ハリーアップ)キャンペーン」を開催します。

■フェア開催期間  2008年7月4日(金)~2008年9月30日(火))
■読者プレゼント  (協賛:静山社・ヴァージン アトランティック航空)
①クローズド懸賞 フェア対象商品に貼られた応募シールを専用ハガキに貼って応募する
と、ハリー・ポッターおよび同シリーズ発祥の地であるイギリスにちなんだ賞品が抽選で8種類、総勢58名様に当たる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(日本出版株式会社HPより)」

というわけで、すでにめでたく森の樹のふくろう時計は、幸運な(?)読者の手元に届いていると思います。その方達が、また、森の樹のふくろうを気に入ってくださって、ひょっとするとなにか連絡があれればいいな、と期待しています。

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まあ、そうでなくてもこの10年、子供達の話題をさらった「ハリポタ」のはしっこにふくろう時計が
関係できたことも嬉しいですね。

そうそう、我が家にもほぼ全巻揃っている「ハリポタ」。これを機会に、子供から借りて読んで見ようかな、とも思っています。
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by morinoki8 | 2008-11-27 22:24 | 木の時計

お客様からの便り

私の古巣、フェアトレード&コミュニティトレードの第3世界ショップ

その第3世界ショップで、私のふくろう時計をはじめいくつかの作品を取り扱ってもらっています。貧しいもりもりを優秀な後輩の皆さんが応援してくださっているというわけですね。

さてさて、その第3世界ショップのお客様から、ふくろう時計についてのお便りが届いたという事で、今月発行の「第3夢カタログ」にそのお便りが掲載されていました。以下許可を得て転載します。

 ~ふくろう君と私 ~

 今から数年前になると思います。カタログのページを繰っていると「!」、ふくろうの時計の「ふくろう」と目が合ってしまいました。しばらく「ふくろう」とにらめっこ。まばたきせずに見つめられて私の負け。

 すっきりとしたデザイン、手作りの温かさ。「素材は沖縄の森の恵み・・・」と説明があり、一度きりですが那覇から名護へ高速バスで友人を訪ねた時に車窓から見た緑の深い森を思い出しました。

 やがてふくろう時計は私のところへやってきました。その頃、年のせいに加えて病後でもあったので夜中に度々目が覚めました。うれしいことに目覚めた時には、いつも「ふくろう」は私を静かに見つめて、まん丸のやさしい目で眠れない夜の不安を消してくれました。

 今では親しみをこめて「ふくろう君」と呼びかけては、時折気まぐれな話も聞いてもらっています。

 大事なふくろう君を不注意にも怪我させてしまった時のことです。秒針が曲がり短針が欠けて動かなくなり、生みの親、佐藤康司さんにわざわざ部品を送って頂いたり、「第3世界ショップ」へ入院したりいろいろとお世話になりました。おかげでふくろう君は動き出し無事に帰ってきました。

 「第3世界ショップ」には「モノと人」「人と人」との温かいつながりがあるのですね。これからも良い付き合いをお願い致します。スタッフのみなさん、ふくろう君は元気です!


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(第3夢カタログ vol.21 p53)

ということです。ありがたいことです。また、大事に使っていただくと本当に嬉しいです。
どの作品も長く大事に使っていただきたいので、皆さま、修理については遠慮なくご連絡ください。


さて、いつもありがたい話ばかり乗せていますが、実は厳しいご批評を頂く事もあります。
次回はそのあたりじっくり腰をすえて書きたいと思います。
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by morinoki8 | 2008-04-08 22:54 | 木の時計

イルカの時計

7月の事ですが、HPを通じてメールでイルカの時計の見積もり依頼がありました。

お店のmokumokuの所在地でもある宜野湾市在の学生さんのYさんから。
聞けばやはりmokumokuはご存知。
なので、「なんで僕をご指名いただけたのですか?」、と聞いたところ

「デザインした時計を依頼するにあたっては、皆さん(mokumoku)の作品を参考にしてhandicraft森の樹さんを指名させていただきました。」

ですって。嬉しいっす!
というわけで、Yさんからイルカのデザインを持って来ていただき、それをベースに文字盤や目をどうするか、尻尾と口で挟むものはどうするか、色は、仕上げは、等々まずはメールで、最後はmokumokuにご来店いただいて打ち合わせをしてきました。
(ちなみにYさん、知的な美人なのでちょっとドキドキ!)

さてさて、そういうわけで張り切って5匹のイルカ君を仕上げ、8月に納品しました(納品時にバタバタしました。すいません!)。
こんな感じです。

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まずは全体像

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顔のUP

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こちらは文字盤

で、その後、「どうだろう?気に入っていただけたカナ?」と気にしていたところ、

「1つは、2度の台風に挟まれた先週、友人の結婚式があり、イルカ時計を贈ることができました。あと、2つは既に結婚している友人にプレゼントして、とても喜んでもらえました。4つめは、私が記念にもらうことにしました♪残り1つは、出番待ちなのですが近々贈り先が決まりそうです。
佐藤さんには、いろいろな要望に応えて頂き感謝しております。
どうもありがとうございました!!」

というとっても嬉しいメールを先日いただきました。
この仕事なにが嬉しいかといって、納品したお客さんからこういうメールや手紙が来る事ほど嬉しい事はありません。本当にありがとうございます。

実を言うと上の写真もYさんに頼んで送っていただきました。いつもいつもドタバタしているので、自分で写真を撮るのをついつい忘れてしまいます。
そんなこんなの森の樹ですが、どうか皆さまこれからもよろしくお願い致します!!
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by morinoki8 | 2007-10-02 22:22 | 木の時計