春の祭典・沖展
2010年 02月 08日
昨年初出品した、沖縄の春の祭典「第62回沖展」。美術・工芸の多くのジャンルを含んだ県内最大の公募展です。応募総数はなんと2000点にもなるとのこと。
今年からは、木工関係者の努力により木工部門も新設されました。昨年は木工部門が無かったので彫刻部門に出品したのですが、これで晴れて堂々と木工部門に?
と言いたいのですが、一度彫刻という禁断の実を食べてしまったこの身はどうにもすっきりしない。正直木工よりも彫刻部門で挑戦したい。
とはいえ木工部門も当然お誘いはあるし、新設なのでドサクサに紛れてなにが起こるかわからない。うーん、じゃあ、ふたつとも出しちゃえ!てなことにあいなりました。とはいえ、出品料は決して安くない。時間の余裕だってあるわけじゃない。悩ましいことなのでした。
で、締め切りぎりぎりになんとか間に合わせたのが、こちら木工部門の出品作。
どっかで見たような・・・・。
そう、1昨年のウッディフェアコンペに出品した「ダチョウのライト」の卓上版のさらに改良型。
商品として定番にするには、少し洗練が足らなかったので、細部のデザイン及び電気配線や金具を改良しました。
特に改良したのがヘッドの部分。このデザインだと頭を回転させることはできませんが、卓上なので問題なし。それよりもすっきりとさせることを優先。でも構造は複雑です(裏面の写真を撮っておけばよかった)。機械の木型のように複雑な彫が裏面には施されています。
なんどか試作品を作り、とりあえず今はこの形。やっぱり時間がかかりました。
結果は、無事入選。49点中26点の中には入ることができました。
で、本命はこちら。彫刻部門へ出品した「Shall I stand up, for my right?」。イスが立ち上がりいなないています。
本当はもっと複雑な形を構想していたのですが、最初なので無難に。
また携帯で撮った写真なので(いつもデジカメで撮るのを忘れてしまう・・・)、いまいちですが、360度どこから見ても面白い形と質感が作れました。
これはいけるんじゃない?とまたまた「我褒め」の悪い癖が・・・。というわけで彫刻というか立体造詣は素人の癖に、心の中では入賞を狙っていたのでした。出品受付会場で他の方の作品を見回して「うーん、グランプリは無理にしても、これは可能性あるぞ」・・・と。どわはは。自惚れは続くのでありました。文句あるか!
結果は、入選どまり。社会の厳しさを実感しております。なんつって(笑)。
いや、こういう自由なものづくりはひとつ作ると、次に作りたいものが何倍も出てきます。なので、多分、これは1年に1度の(いい意味での)お遊び、自由時間として続けていきたいなぁ、と思います。
木工部門はというと、こっちは本業なので、どうにも自由であることは難しいですね。willとmustの間で来年もジレンマに悩まされそうです。
今年からは、木工関係者の努力により木工部門も新設されました。昨年は木工部門が無かったので彫刻部門に出品したのですが、これで晴れて堂々と木工部門に?
と言いたいのですが、一度彫刻という禁断の実を食べてしまったこの身はどうにもすっきりしない。正直木工よりも彫刻部門で挑戦したい。
とはいえ木工部門も当然お誘いはあるし、新設なのでドサクサに紛れてなにが起こるかわからない。うーん、じゃあ、ふたつとも出しちゃえ!てなことにあいなりました。とはいえ、出品料は決して安くない。時間の余裕だってあるわけじゃない。悩ましいことなのでした。
で、締め切りぎりぎりになんとか間に合わせたのが、こちら木工部門の出品作。
どっかで見たような・・・・。
そう、1昨年のウッディフェアコンペに出品した「ダチョウのライト」の卓上版のさらに改良型。
商品として定番にするには、少し洗練が足らなかったので、細部のデザイン及び電気配線や金具を改良しました。
特に改良したのがヘッドの部分。このデザインだと頭を回転させることはできませんが、卓上なので問題なし。それよりもすっきりとさせることを優先。でも構造は複雑です(裏面の写真を撮っておけばよかった)。機械の木型のように複雑な彫が裏面には施されています。
なんどか試作品を作り、とりあえず今はこの形。やっぱり時間がかかりました。
結果は、無事入選。49点中26点の中には入ることができました。
で、本命はこちら。彫刻部門へ出品した「Shall I stand up, for my right?」。イスが立ち上がりいなないています。
本当はもっと複雑な形を構想していたのですが、最初なので無難に。
また携帯で撮った写真なので(いつもデジカメで撮るのを忘れてしまう・・・)、いまいちですが、360度どこから見ても面白い形と質感が作れました。
これはいけるんじゃない?とまたまた「我褒め」の悪い癖が・・・。というわけで彫刻というか立体造詣は素人の癖に、心の中では入賞を狙っていたのでした。出品受付会場で他の方の作品を見回して「うーん、グランプリは無理にしても、これは可能性あるぞ」・・・と。どわはは。自惚れは続くのでありました。文句あるか!
結果は、入選どまり。社会の厳しさを実感しております。なんつって(笑)。
いや、こういう自由なものづくりはひとつ作ると、次に作りたいものが何倍も出てきます。なので、多分、これは1年に1度の(いい意味での)お遊び、自由時間として続けていきたいなぁ、と思います。
木工部門はというと、こっちは本業なので、どうにも自由であることは難しいですね。willとmustの間で来年もジレンマに悩まされそうです。
by morinoki8
| 2010-02-08 18:22
| 工芸